瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

塩嘗地蔵(044)

・歩く旅シリーズ[街道・古道](山と溪谷社)A5判、カバー、縦組み。関東周辺 街道・古道を歩く (歩く旅 街道・古道シリーズ)作者: 山と渓谷社大阪支局出版社/メーカー: 山と溪谷社発売日: 2002/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る亀井千歩…

『現代の民話・おばけシリーズ』(02)

全5巻、100話のシリーズである。 児童文学書の表紙は、カバーと本体が同じデザインであることが多い。そこで、カバーと本体、それからシリーズ各巻を比較しつつ記述してみよう。文字は背表紙の標題を除いて特に注記しない限り横組み。標題や表紙・背表紙・裏…

鎌倉の案内書(10)

一昨日からの『鎌倉(プチ贅沢な旅…⑤ ブルーガイド)』の続き。 * * * * * * * * * * エリアガイドは以下のように分けられている。 最初の頁は扉(頁付なし)、次の見開きに「●エリアの特徴」や「アクセス」(偶数頁)、そして「ここに行けば十分…

鎌倉の案内書(09)

昨日からの『鎌倉(プチ贅沢な旅…⑤ ブルーガイド)』の続き。今回は「プチ贅沢特集」を並べて比べてみた。 * * * * * * * * * *プチ贅沢な旅 日帰りor1泊モデルコース 初版のみ。副題は「〜鎌倉名所をひとめぐり〜」。10〜11頁が「モデルコース①」…

鎌倉の案内書(08)

7月18日付「塩嘗地蔵(020)」に紹介した、A5判・カバー・横組の『プチ贅沢な旅 ブルーガイド』(編集 ブルーガイド編集部・発行所 実業之日本社)だが、その後、第2版と第3版を比較してみたところ、頁などが違っていたので、書影を掲載した3版全てを借りて…

『ほんとうにあったおばけの話』(08)

続き。帰ってくる火の玉 (ほんとうにあったおばけの話)作者: 日本児童文学者協会出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1991/07メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 『帰ってくる火の玉(ほんとうにあったおばけの話⑧)』(1991年7月初版第1刷発行・定価97…

鎌倉の案内書(07)

7月14日付「塩嘗地蔵(016)」で触れたJTBの『アイじゃぱん』について、 ・2003年9月1日初版発行 ・2004年9月1日初版発行・2005年6月1日二刷発行 の2つを紹介したが、その後、2000年版を見たので記述して置く。 『鎌倉を歩く(アイじゃぱん……18)』(2000…

塩嘗地蔵(043)

・「歩いてます」シリーズ(発売 人文社/発行 タナック)並製本、オールカラー、横組み、21.0×13.8cm。 『鎌倉歩いてます』(2006年7月発行・定価1,300円・127頁)鎌倉歩いてます―鎌倉歩き18コース 人気エリア・鎌倉 今昔携帯地図付出版社/メーカー: タナッ…

颱風ウォーキング

昨日は職場を出る時機を誤って、16時25分に駅に行ったらJRは止まっており、振替乗車票を貰って地下鉄に乗ったものの途中駅で停止、しかし運転再開した後に山手線内にいると混雑に巻き込まれると思って、少しでも山手線から離れた駅に進んで運転再開を待ち…

塩嘗地蔵(042)

吉川弘文館編集部 編『鎌倉古社寺辞典』二〇一一年(平成二十三)七月十日第一刷発行・11+212+65頁。四六判上製本。鎌倉古社寺辞典作者: 吉川弘文館編集部出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2011/07/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る …

「陸軍中野学校」(1)

私はスパイ物の映画はこれまで殆ど観なかったので、新鮮な気持ちで市川雷蔵 主演/増村保造 監督「陸軍中野学校」を見た。昭和41年(1966)6月4日公開*1。 市川雷蔵(1931.8.29〜1969.7.17)も周囲に見ている人がいなかったので、未だに「大菩薩峠」「眠狂四…

『現代の民話・おばけシリーズ』(01)

今日、『現代の民話・おばけシリーズ』全5巻(1975年・偕成社)を読み終えた。内容については、追々記すことにして、以下、巻末にまとめられている、①②「●作者紹介」③④⑤「●著者略歴」を五十音順にして紹介して置く。 池速夫(①④) 一九三一年福岡市*1生まれ…

『ほんとうにあったおばけの話』(07)

続き。 『初七日にきたお母さん(ほんとうにあったおばけの話⑦)』(1991年7月初版第1刷発行・定価971円・156頁) 滋野透子「初七日にきたお母さん」(8〜19頁)……(わたしの直接体験です)戦争のまっさいちゅう 加藤秀「ものをいうひとだま」(20〜28頁) ……

『ほんとうにあったおばけの話』(06)

最初は全5巻であったこのシリーズだが、9月15日付(04)でも触れたように、翌年に5巻が追加されて全10巻になっている。 最初の5巻と、追加の5巻の性格はやや異なるのだが、それは全10巻を一通り眺めてから述べることにして、以下、『ゆうれいの泣く学校(ほ…

『ほんとうにあったおばけの話』(05)

続き。④は8月21日付「明治期の学校の怪談(5)」に示したので⑤。死に神のサイン (ほんとうにあったおばけの話)作者: 日本児童文学者協会出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1990/08メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 『死に神のサイン(ほんとうにあ…

『ほんとうにあったおばけの話』(04)

続き。おばけがくれた青い紙 (ほんとうにあったおばけの話)作者: 日本児童文学者協会出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1990/08メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 『おばけがくれた青い紙(ほんとうにあったおばけの話③)』(1990年7月初版第1刷発行…

『ほんとうにあったおばけの話』(03)

続き。人名は伏せ字にしたが、フルネームでないものはそのままにした。ついてくるひとだま (ほんとうにあったおばけの話)作者: 日本児童文学者協会出版社/メーカー: 偕成社発売日: 1990/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 『ついてくるひとだ…

美内すずえ『ガラスの仮面』(08)

昨日は話が脇に逸れて戻って来れなくなった。 単行本と文庫版について、もう少し記述しておきたい。 単行本第1巻185頁まで文庫版とも一致、文庫版第1巻186頁が単行本第2巻の最初・6頁に当たる。 美内すずえ『ガラスの仮面(花とゆめCOMICS)』第2巻(1…

美内すずえ『ガラスの仮面』(7)

文庫版で指摘した点について、単行本の頁を示してみたい。 単行本と文庫版は一致していない。 8月27日付(2)に、「台詞・心内語(吹き出し)で原本では活字(明朝体・丸ゴシック体)で区別」と文庫版での処理について述べたが、単行本では心内語は丸ゴシッ…

美内すずえ『ガラスの仮面』(6)

8月23日付(1)に、単行本は「おっさんが読むにはちと恥ずかしい」と書いたのだが、恥を忍んで借りて来た。 美内すずえ『ガラスの仮面(花とゆめCOMICS)』。第1巻には、カバー表紙には「1」「第1章 千の仮面を持つ少女」、背表紙には「〔1〕」、扉…

塩嘗地蔵(041)

8月9日付(031)にてSEIBIDO MOOK(成美堂出版編集部 編集・成美堂出版)を紹介し、『週末をゆったり楽しむ 鎌倉さんぽ』(2008年3月25日発行・定価1000円・143頁)と『週末を楽しむ 鎌倉散歩 2010年版』(2009年4月1日発行・定価1000円・143頁)を比較した…

塩嘗地蔵(040)

・にっぽんの旅(昭文社)21.0×13.6cm、縦組み、オールカラー、カバー鎌倉・横浜 (にっぽんの旅)出版社/メーカー: 昭文社発売日: 2004/07メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る ル・カレ編集部 編集『鎌倉 横浜(にっぽんの旅➏)…

鎌倉の案内書(06)

昨日の続き。 * * * * * * * * * *・単行本2頁上「鎌倉航空写真(国土地理院提供)」 →文庫版14頁「鎌倉航空写真(国土地理院提供)」 ※単行本は横長、文庫版は縦長で、同じ写真だが範囲が違う。 ・単行本17頁上「元八幡」→文庫版31頁上「元八幡(…

鎌倉の案内書(05)

奥富敬之『鎌倉歴史散歩』(2001年8月31日初版第1刷発行・定価2500円・新人物往来社・302頁)鎌倉歴史散歩作者: 奥富敬之出版社/メーカー: 新人物往来社発売日: 2001/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 奥富敬之『もっと行きたい 鎌倉歴…

塩嘗地蔵(039)

・大人の遠足BOOK(JTBパブリッシング)A5判並製本、縦書き、オールカラー鎌倉・湘南・三浦をあるく (大人の遠足BOOK)出版社/メーカー: JTBパブリッシング発売日: 2005/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る鎌倉・湘南・三浦…

『ほんとうにあったおばけの話』(02)

8月24日付(01)の続き、というより8月21日付「明治期の学校の怪談(5)」の続き。但し「明治期の学校の怪談」ではなく日本児童文学者協会編『ほんとうにあったおばけの話』について、確認して置きたい。 まずは『むかえにきた死人たち(ほんとうにあったお…

塩嘗地蔵(038)

・ポケットガイド(JTB)湘南・鎌倉・三浦半島 (JTBのポケットガイド)出版社/メーカー: 日本交通公社出版事業局発売日: 1998/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る鎌倉 (JTBのポケットガイド)出版社/メーカー: JTB発売日: 2000/12/01メデ…

塩嘗地蔵(037)

・ひげの梶さん 歴史文学探歩シリーズ(広島・南々社)B5判並製本、カバー、オールカラー、縦組み4段組。ひげの梶さんと誰も気づかなかった鎌倉を歩こう! (ひげの梶さん歴史文学探歩シリーズ)作者: 梶本晃司,蒲田知美出版社/メーカー: 南々社発売日: 2002/09…

駒村吉重『君は隅田川に消えたのか』(16)

本書の「第12章 物語は連鎖する」に、これまで度々引用してきた小野忠重による藤牧義夫の評伝「回想の藤牧義夫」の全文を「美術の世界ですっかり認知された藤牧義夫像の原型」として、掲載しています(260〜264頁)。 これは、藤牧氏再評価のきっかけとなっ…

駒村吉重『君は隅田川に消えたのか』(15)

・吉田正三について(2) さて、吉田氏ですが、小野氏の『ガラス絵と泥絵』の「小絵馬考」第二章「絵馬の盛衰」(101〜122頁。第一章は「絵馬の起源」96〜100頁)に、次のように紹介されています(114頁7行め〜115頁4行め)。 ●東京最後の絵馬屋 その絵馬屋…