瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

TVドラマ

Prosper Mérimée “La Vénus d’Ille”(17)

・I giochi del diavolo “la Venere d'Ille”(7) 昨日の続き。 会話を切り上げて去って行くクララを見送る主人公。そこに酔っぱらって上機嫌のアルフォンスが来て主人公の肩を叩き、指輪を忘れたこと等について話す。 夜、雨に打たれる女神像の指に、指輪…

Prosper Mérimée “La Vénus d’Ille”(16)

・I giochi del diavolo “la Venere d'Ille”(6) 何と言っているか分からないTVドラマの検討など、言葉が分かっている人が見て何か書いたらそこで無意味になってしまうのだから我ながら酔狂なことを始めたもんだとほとほと(?)感心しながら、乗り掛かっ…

Prosper Mérimée “La Vénus d’Ille”(15)

・I giochi del diavolo “la Venere d'Ille”(5) 昨日は Puygarrig から戻って後のことにまで及んでしまったが、ここで Puygarrig での出来事からその日の晩までを見て置こう。―― Puygarrig 邸の庭で大勢が集まって立食パーティー。そこでアルフォンス君か…

Prosper Mérimée “La Vénus d’Ille”(14)

・I giochi del diavolo “la Venere d'Ille”(4) 昨日の続き。 朝。馬の世話をする馬丁。 主人公の寝室に既に余所行きに着替え、朝からハイテンションの Peyrehorade 氏が入っていて起こされる。そしてマリアが銀のお盆にトーストとバルセロナのホットチョ…

Prosper Mérimée “La Vénus d’Ille”(13)

・I giochi del diavolo “la Venere d'Ille”(3) 昨日の続き。 晩餐の席には Peyrehorade 夫妻と息子が同席し、饒舌な Peyrehorade 氏はずっと喋り続けている。Peyrehorade 夫人も夫と似た体型で太っている。胸の開いた服で給仕する下女のマリア。夫人の指…

Prosper Mérimée “La Vénus d’Ille”(12)

・I giochi del diavolo “la Venere d'Ille”(2) 4月6日付(07)の続き。 まづシリーズ共通のオープニング*1、ピアノ伴奏付のヴァイオリン曲が流れる中、最初は部分の大写しで何だか分からなかったのが、最後に全体を写して判明する、と云う仕掛けで白地に…

Prosper Mérimée “La Vénus d'Ille”(07)

・I giochi del diavolo “la Venere d'Ille”(1) 本作は映画にはなっていないようだが、イタリアで制作された“i giochi del diavolo”という全6回のTVドラマシリーズ(1981年5月20日〜1981年6月24日)の第2回(1981年5月27日)に取り上げられている*1。演出…

樋口尚文編著『「昭和」の子役』(1)

・樋口尚文編著『「昭和」の子役 もうひとつの日本映画史』二〇一七年八月一五日初版第一刷発行・定価2,800円・国書刊行会・381頁・四六判上製本 本書には刊行前の8月8日付「松本清張『砂の器』(6)」に言及し、書影も貼付した。――目下検討中の『ドカベン』…

高梨みどり『Order-made』(2)

昨日の続き。 名古屋駅の西側から、駅の南側を迂回して東側に出て、どこをどう通ったかははっきり覚えていないが、多分、泥江町の交差点から那古野に入って、そして円頓寺商店街に至ったのである。アーケードにパネルを敷いた通りで、御多分に漏れず寂れてい…

関西テレビ『学校の怪談』(1)

昨日の続き。――準備段階では「「ヒカルさん」の絵(09)」と題していましたが、これからしばらく“閉じ込められた女子学生”について述べて直接「ヒカルさん」の絵と関連する訳ではないので、題を改めました。「ヒカルさん」の絵のまま続けようかとも思ったの…

山岸凉子『メタモルフォシス伝』(2)

ここに描かれる高校生活は、私の高校とは全くレベルが違うけれども、雰囲気は今の高校よりも余程近い。 【6月26日追記】この高校のレベルについては、秋田文庫版12頁7コマめ、新田忍の台詞に「すくなくとも偏差値70の我が校*1」云々とあり、小口側欄外下部に…

山中恒『おれがあいつであいつがおれで』(2)

昨日の続き。 ・TVドラマ「放課後」ボクたちのドラマシリーズ 放課後 [VHS]出版社/メーカー: フジテレビジョン発売日: 1993/04/21メディア: VHSこの商品を含むブログを見る 平成4年(1992)10月15日〜11月12日放映、全5回。未見。 この他にも何度かTVドラ…

松本清張『鬼畜』(08)

昨日の続き。 本書は「松本清張映像作品」と題しているが、5月1日付(05)に紹介した背表紙下部や表紙上部の文言に「映画の創り手たちが語る松本清張映画化作品の全て」とあるように映画がメインで、テレビドラマ化しかされていない作品は取り上げられていな…

万城目学『鹿男あをによし』(1)

・単行本 鹿男あをによし作者: 万城目学出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/04メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 409回この商品を含むブログ (493件) を見る・幻冬舎文庫 鹿男あをによし (幻冬舎文庫)作者: 万城目学出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 201…

連続テレビ小説「あさが来た」(4)

1月2日付(3)にて、主人公白岡あさの娘・千代の年齢を問題にしたが、第15週「大阪の大恩人」の第85回(1月11日放映)にて明示されていたので確認して置きたい、 冒頭、中番頭亀助と女中ふゆの結婚写真撮影の場面がある。 ついで下部に「1880年[明治13年]」…

連続テレビ小説「あさが来た」(3)

第12週「大阪一のおとうさま」の第72回(12月19日放映)は、まず第71回(12月18日放映)での白岡正吉(近藤正臣)の死を受けて、ナレーションが「九州の炭坑にいる雁助にも、うめからの手紙が届いていました」と言って正座して感慨にふける雁助(山内圭哉)…

連続テレビ小説「あさが来た」(2)

第11週「九転び十起き」の12月11日(金曜日)放映の第65回を見るに、冒頭に前回の最後に描かれていた坑内にいた親方(山崎銀之丞)が巻き込まれる爆発が、今度は坑口近くの事務所(?)にいる亀助が爆音と振動に驚くという風に描写される。 事故の知らせは早…

連続テレビ小説「あさが来た」(1)

あまり現在進行中のことを話題として取り上げないようにしていた。判断の材料が出揃う前に慌てて賢しらを云っても、結局は大層恥ずかしい思いをすることになるだけなのだ。なかなか洞察力やら先見性やらを誇るという結果にはならない。そこで、取り上げても…

Agatha Christie “Death on the Nile”(2)

先日、NHKで放映されていた『トミーとタペンス―2人で探偵を―』の「MかNか」全3回を見た*1。もちろんアガサ・クリスティーの原作は読んでいない。かつてNHKで放映されていた『シャーロック・ホームズの冒険』は完全版DVDで全て見たし、今は『名探…

山本禾太郎『小笛事件』(1)

・創元推理文庫『日本探偵小説全集11 名作集1』東京創元社・796+3頁*1 日本探偵小説全集〈11〉名作集1 (創元推理文庫)作者:十三, 海野,禾太郎, 山本,準, 水谷発売日: 1996/06/15メディア: 文庫・1996年6月21日初版 定価1165円*2 ・2004年9月3日3版 定価1,2…

吉田秋生『吉祥天女』(3)

3月13日付(2)の続き。 年甲斐もなく30のオッサンが「六番目の小夜子」をゴールデンウィークの午前中にうかうかと2日連続して見てしまったのだけれども、当時、大河ドラマの集団の表現がちゃちいことに不満を抱いていたので、文化祭で体育館がパニックにな…

吉田秋生『吉祥天女』(2)

私の乏しい見聞から、すらりとした長身の美少女が転校して来るという話の記憶というと、まず、次の物語ということになる。そもそもあまり学園物を読んだ記憶がないからなのだが。そしてこれも、小説ではなくて、実はTVドラマなのだけれども。 ・恩田陸『六番…

Agatha Christie “Murder on the Orient Express”(1)

今月上旬、映画「オリエント急行殺人事件」を見た。 ・映画 1974年11月24日公開、日本公開昭和50年(1975)5月17日。オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャ…

松本清張『死の発送』(3)

はてなダイアリーPlusに加入していないので、私は「アクセス解析」をしたこともないのだけれども、アクセス数が増えたときにどこから来たのか、どの記事を見たのか、が分かるようになっているのであろうか。 ただ、投稿時に、前日投稿分の修正を行うついでに…

内館牧子『必要のない人』(1)

放映中の大河ドラマ「軍師官兵衛」の、藤村志保(1939.1.3生)のナレーションを聞いていて、平成21年(2009)1月2日放映のTVドラマ「寧々〜おんな太閤記」を思い出しました。 ちなみに藤村氏は残念ながら骨折のために第6回(2月9日放送)までで降板してし…

松本清張「天城越え」(1)

私は松本氏が死んだとき大学生だったけれども、読者ではなかったので特に感慨はなかった。何も覚えていない。今、松本氏の没年を見て、大学生だったことを確認しているような按配である。では全く意識しないような存在だったのかというと、母が松本氏原作の…

宮尾登美子『一絃の琴』(1)

昨日の続きで今年見たドラマのDVD。 平成12年(2000)放映のNHK時代劇ロマン「一絃の琴」は実家で見ていた。妹役の岡本綾が死ぬ場面は覚えていたが、通して見て、本当に断片的にしか覚えていなかったことが分かった。一絃の琴 第1巻 [DVD]出版社/メーカー: N…

大河ドラマ「黄金の日日」(1)

今年見たドラマのDVD。原作本その他と比較出来れば面白かろうが、その余裕もないし、見たことも忘れてしまいそうなので、大して書くこともないのだが、ここにメモして置く。 昭和53年(1978)放映のNHK大河ドラマ「黄金の日日」。原作は城山三郎(1927.8.18…

松本清張「氷雨」(10)

・毎日新聞(2) 夕刊。号数は同じ。4版、総8頁の(8)面、縮刷版436頁、「ラジオ/テレビ」欄で、1〜2.5段めの左に「テレビ」番組表、局の順番は朝刊に同じ。2.5〜8段め「ラジオ」番組表。「東京テレビ⑥」午後「8」時の枠は朝刊に同じ。1〜8段めの右が記…

松本清張「氷雨」(09)

朝日新聞と讀賣新聞は記事検索データベースが整備されたので、記事を発見しやすくなった。けれども当時、縮刷版は毎日新聞も日本經濟新聞も出ていたから、マイクロフィルムを見ずとも記事が捜せるのである。そりゃ、データベースほど簡単ではないけれども。 …