瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

塩嘗地蔵(03)

 昨日紹介したガイドブック、いきなり、記述がないのから始めてしまったが、同じもののはずなのにAmazon詳細ページの書名がまちまちである。

・2002年 鎌倉―気ままに電車とバスの旅 (てくてく歩き)
・2004年 鎌倉―気ままに電車とバスの旅 (ブルーガイド―てくてく歩き)
・2005年第4版 鎌倉 (ブルーガイド―てくてく歩き)
・2007年第5版 5鎌倉 気ままに電車とバスの旅 (ブルーガイドてくてく歩き)
・2008年第6版 鎌倉 てくてく歩き5 (ブルーガイド―てくてく歩き)
・2010年第7版 鎌倉 (ブルーガイド―てくてく歩き)


 かろうじて2005年と2010年の版のみ一致している。それから表紙は同じはず(途中から「「食べる」ガイドがさらに充実!」して、50頁に掲載されている「茶房雲母」の「自慢の白玉クリームあんみつ」の写真が表紙にも入ってくるが)なのに、一見しても分かるくらい、なんだか暗く写っているのがあったりする。書影を掲げられれば事足れりと思っていたが、こういうのにも写真うつりの善し悪しがあって、私は極端に悪くて、普段写真には極力写らないようにしていて、たまに成行きで写されて「後で送るから」と言われて、あまり後でもらったことがない。それは逃亡者みたいな顔で写っているからで、渡したら本人に失礼なレベルだと認識されるからであろう。一緒に写った人にも申し訳がないので、やはり写らない方が良いのである。顔写真も大抵手配写真みたいで、さすがに写真館で撮してもらったのは素晴らしい出来だったが、自分ではあの表情の作り方が再現出来ないので、証明写真が必要になるようなことのないように気を付けているのである。
 それはともかく、ガイドブックの中には塩嘗地蔵に全く触れないのも、由来を紹介しないのも、ある。光触寺を取り上げながら塩嘗地蔵に触れないのも一つの見識と云うべき(?)だろう。そこで、全く記述のないものであってもチェックだけはして置くべきだと思うが、それはまた後日、まとめて掲出することにする。しないかも知れない。

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・歩く地図 Nippon 5『横浜・鎌倉』
 取材・執筆・編集――あるっく社編集部・2007年2月第1版第1刷発行①・定価1080円・山と溪谷社・159頁。A5判。横書き。

横浜・鎌倉 (歩く地図Nippon 5)

横浜・鎌倉 (歩く地図Nippon 5)

 「横浜」17〜58頁、「横浜郊外」59〜72頁、「鎌倉」73〜122頁、「鎌倉周辺」123〜142頁、「資料編」143〜159頁。*1
 光触寺は「鎌倉」のうち、90〜98頁「鎌倉宮瑞泉寺・杉本寺」の95頁右に載る。12行の説明文のうち、後半の5行が塩嘗地蔵(ルビ「しおなめ」)。

 本堂の手前には塩嘗地蔵もまつられている。/六浦の塩売りが鎌倉へ行く途中に供えた塩が帰/りになくなっているので、地蔵が嘗めたといわ/れるようになった石仏で、今も商売繁盛に塩を/供える人が絶えない。

*1:【9月20日追記】初版第2刷(2007年2月1日初版第1刷発行・2008年4月15日初版第2刷発行)を見た。定価や頁など一致。細かいところに改訂が入っている。