・アイじゃぱん(JTB)A5判、縦書き、オールカラー。
- 作者: るるぶ社国内ガイドブック編集部
- 出版社/メーカー: JTB
- 発売日: 2000/11
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- 作者: るるぶ社国内ガイドブック編集部
- 出版社/メーカー: JTB
- 発売日: 2001/10
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- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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このシリーズも、平成12年(2000)から16年(2004)まで毎年刊行されていたが、今は出ていない。
最後の版の表紙が違うのは、梃子入れだったのかと思うと切ない。
私が見たのは『鎌倉を歩く '04(アイじゃぱん…………18)』(2003年8月15日初版印刷・2003年9月1日初版発行・定価950円・127頁)で表紙が変わる前の最後の版*1。「●企画・編集」は「るるぶ社 国内編集局」。
表紙見返しに「まわり方、所要時間がすばやくわかる」編集をしているとて、頁の見方を説明している。
42〜44頁の「金沢街道」を例にとると、まず42頁の欄外(所謂アオリの位置)に「キーポイント」*2、として「[歴]塩の道とよばれた交通の要路 [見]竹の寺として名高い報国寺 [見]鎌倉五山第五位の浄妙寺」と見所のポイントが紹介されている。そして章題に続いて「早わかりガイド」*3として「どんなところ?/どこから行く?/知っ得情報!/モデルコース」が5段組の上3段を使って手短にまとめてある。
「金沢街道」の「どんなところ?」は、
鶴岡八幡宮の東側、鎌倉から金沢八景へと抜ける金沢街道は、鎌倉時代六浦港から塩や海産物を運ぶ交易路で、塩の道とよばれていた。……*4
で始まって、以下、杉本寺・報国寺・浄妙寺を太字で強調している。
43頁2〜3段めに「光触寺」がある。まず六地蔵のうち3体と大きな地蔵を写した「伝説の塩嘗地蔵」の写真(3.1×3.9cm)があり、続く寺の説明文の末尾に以下のように見える。
……、供物の塩を嘗めたという塩嘗地蔵がある。*5