瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

山下武『20世紀日本怪異文学誌』(06)

・180頁8行め「神魂が分離して、同一人の二体を現ず」の「神魂」は「身魂」だろう。
・185頁9〜10行め「……、微塵に砕け散った試験管や/フラスコから流れ出た毒薬や試験薬や床から猛臭を放つなど、……」の「試験薬や」は「試験薬やらが」とでもあるべきところ。
2186行め「不具戴天の敵」は「不倶戴天の敵」だろう。
・232頁16行め

「傅心?」

とあるが、これは「傳心?」であろう。「傅」と「傳」の混乱については、2011年1月8日付「「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(04)」の最後に指摘したが、いっそ「伝心?」としてしまった方が良いと思う。(以下続稿)