瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

夏目漱石『坊っちゃん』の文庫本(08)

宝島社文庫(1)

読んでおきたいベスト集! 夏目漱石 (宝島社文庫)

読んでおきたいベスト集! 夏目漱石 (宝島社文庫)

別冊宝島編集部 編『読んでおきたいベスト集! 夏目漱石宝島社文庫)』2011年7月21日第1刷発行・定価686円・宝島社・606頁。
 カバー表紙折返しに「夏目漱石」の紹介がある。横組み13行、1行20字程度。

文字どおり、日本を代表する文豪。……

と書き出しているが、何が「文字どおり」なのだか分からない*1。その下に2行分の空白を挟んで、以下のようにある。

本書は2008年12月に小社より刊行した『別冊宝/島 名作クラシックノベル 夏目漱石』を文庫化した/ものです。


 最下部に「カバーデザイン:萩原直樹/カバー写真提供:国立国会図書館/本文DTP:Gclef(山本秀一+山本深雪)」とある。
別冊宝島(A5判並製本、カバー)

名作クラシックノベル 夏目漱石別冊宝島)』2008年12月22日・定価714円・宝島社・350頁。
 これが元版である。カバー表紙については奥付に「カバーデザイン PRIMARY/カバー写真提供 日本近代文学館/カバーロゴ作成  石井 原」とある。折返しには表紙・裏表紙とも文字はない。
 以下、内容その他について、簡単に比較してみたい(以下続稿)。

*1:夏目文豪、という名前だったら文字通り「文豪」だけれども。