・ちくま日本文学全集036
- 作者: 中島敦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1992/07
- メディア: 文庫
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一九九六年四月二〇日第三刷発行 定価971円
上製本(薄表紙)で『ちくま文学の森』と(判型が違うが)同様の装幀。
・ちくま日本文学012
- 作者: 中島敦
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/03/10
- メディア: 文庫
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二〇〇八年十一月十日第二刷発行 定価880円
二〇一二年四月五日第六刷発行 定価880円*1
カバーは第一刷・第二刷で同じに見える。
この両者の関係だが、筑摩書房HPの「ちくま日本文学」のトップページの「刊行に当たって」に述べてある。このページの見出しのところには「完結! 文庫版・全40巻」とあるのだが、このページの最後「シリーズの特色」として5点を列挙するうち1つめに、
*明治から現代まで、日本文学を代表する作家三十人。/一人一巻のベストセレクション。
とある(5月8日現在*2)。すなわち当初『ちくま日本文学全集』全60巻のうち半分の30巻を再刊したのだが、さらに10巻追加して全40巻としたのである。しかしそれなら番号を「036」だの「012」だのと3桁にしなくても良いじゃないか。『ちくま日本文学全集』が出た頃、もっと続刊されるものだと思っていたことを思い出した。――3桁だから。
『ちくま日本文学』はまず平成19年(2007)11月に001〜006の6冊が刊行され、平成20年(2008)1月から毎月番号順に2冊ずつ刊行されて12月に030まで、さらに平成21年(2009)1月からは毎月1冊ずつのペースになって10月に040が刊行されて完結している。(以下続稿)