瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

太宰治『晩年』の文庫本(3)

新潮文庫11(2)
 ③九十四刷のカバー裏表紙折返しは2012年7月3日付「太宰治の文庫本(01)」で見た新潮文庫2819『津軽通信』十四刷に同じ。
 ③百七刷のカバー裏表紙折返しは新潮文庫2819『津軽通信』十九刷・二十刷に同じ。
 「文字づかいについて」七十九刷は6項目*1、九十四刷・百七刷は4項目。
 次いで目録6頁は③七十九刷・九十四刷・百七刷は一致、そして「新潮文庫最新刊」3頁*2
 奥付の異同、③七十九刷「電話〈業務部/編集部〉」九十四刷・百七刷「電話〈編集部/読者係〉」、七十九刷「振替東京四―八〇八番」九十四刷「振 替 〇〇一四〇―五―八〇八」、乱丁・落丁本の送付先、七十九刷「小社通信係宛」九十四刷・百七刷「小社読者係宛」、七十九刷・百七刷「製本・株式会社植木製本所」九十四刷「製本・有限会社加藤新栄社」、百七刷は発行者が交替し、3桁だった郵便番号が7桁になり、振替番号のところが空白になり「© Michiko Tsushima 1947」がなくなっている*3
 ③百十五刷は現行の唐仁原氏のカバーである。④百十八刷改版と百二十一刷のカバーは同じ。百二十七刷も一致するらしい。
 ③百十五刷と④百十八刷改版のカバーとでは、2012年10月18日付(2)にメモした背表紙の定価の他、若干の異同がある。すなわち、表紙折返しの紹介文は、2012年7月3日付「太宰治の文庫本(01)」で取り上げた新潮文庫2819『津軽通信』二十刷・二十一刷改版と③百十五刷が一致(「Photo © 田村茂」あり)、二十二刷と④百十八刷改版とが一致している。(以下続稿)

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 朝、蒲団を畳んで押入に仕舞った後で、腰が痛くなった。年末からの体調不良を何とか克服して、今週で仕事の一つをやっと片付け、そして今月で仕事が一段落するので気が緩んでガタが来たのかも知れぬ。しかも、昨日の記事に関連していろいろと総論風に愚痴を書き連ねていたら、それが消えてしまった。これは、あんなものは公表しない方が良かったのだ、ということなのだろうと前向きに捉えて、今日はちょっとしたメモを上げて済ませて置く。

*1:2016年7月10日追記】七十二刷・八十一刷も6項目。

*2:2016年7月10日追記】七十二刷・八十一刷も同じ。

*3:2016年7月10日追記】七十二刷・八十一刷はそれぞれの発行日以外は七十九刷と一致する(ようである)。