瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

John Steinbeck “The Pearl”(1)

・角川文庫1578『真珠』(1)
昭和三十二年八月十五日初版発行(102頁)
昭和五十五年九月二十日三十三版発行 定価140円
昭和五十五年九月二十日三十三版発行 定価200円
昭和六十二年十月三十日三十八版発行 定価220円
 今、手許に3冊借りてある。三十三版2冊と三十八版1冊だが、定価が違っているように三十三版もカバーが違う。
 カバー表紙は同じで、横組みで上部に紺色明朝体で標題、その下にゴシック体で「スタインベック 大門一男 訳」、主人公夫婦を描いた絵があって、下部に同じ大きさのゴシック体で「角川文庫」。この書影は画像検索すると複数ヒットする。
 背表紙、三十三版は最上部に1字分空白があって縦長の明朝体で「真 珠」、中央やや下に「スタインベック」、下部にゴシック体で定価140円のものは「角川文庫 赤」とあってその下は分類票貼付のため見えない。定価200円のものは「角川文庫 赤 一五七」その下に分類票貼付、「―」に挟まれた斜体数字があると思われる。最下部にゴシック体で「200」。三十八版は最上部にゴシック体で「220」とあって縦長のゴシック体太字で標題「真 珠」、中央やや下に同じ字体で著者名、これは三十三版よりも3字ほど低い位置。下部にゴシック体で「角川文庫」。
 裏表紙は白地で、三十三版(定価140円)は左下に「定価140円  0197-215708-0946(2)」、三十三版(定価200円)は下部に「ISBN4-04-215708-4 C0197 \200E 定価200円」、三十八版は同じ1行が上部にあり、定価の部分のみ「\220E 定価220円」。
 裏表紙折返し、三十三版(定価140円)には上部に縦長のゴシック体で「角川文庫スタインベック作品集」とあり、1行分空けて明朝体「赤 い 小 馬/真     珠」とあるが、三十三版(定価200円)と三十八版にはない。左下に小さく「カバー 暁美術印刷」、右下にKBマークがあるのは共通。(以下続稿)