瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

小池壮彦『幽霊物件案内』(1)

・ホラージャパネスク叢書『幽霊物件案内』

幽霊物件案内―怪奇探偵のマル秘情報ファイル (ホラージャパネスク叢書)

幽霊物件案内―怪奇探偵のマル秘情報ファイル (ホラージャパネスク叢書)

 2000年6月10日第1刷発行・定価1,200円・同朋舎・205頁・A5判並製本
・ホラージャパネスク叢書『幽霊物件案内2』
幽霊物件案内 (2) (ホラージャパネスク叢書)

幽霊物件案内 (2) (ホラージャパネスク叢書)

 2001年6月8日第1刷発行・定価1,300円・同朋舎・205頁・A5判並製本
 通読してみた。まずはカバーについて、比較しつつ記述してみたい。
 カバー表紙は書影の通りだが、『幽霊物件案内』にあった「怪奇探偵の(秘)情報ファイル」(秘)は○に「秘」、の副題がなくなっている。地色は全体にクリーム色。ちなみに写真だが、『幽霊物件案内』左は115頁「学校」の扉、右は51頁「住居」の扉、『幽霊物件案内2』左は198〜199頁見開き(183頁「ホテル」の扉にも使用されている)、右は本文中にはない。左側の写真はカバー表紙折返しに半分以上入り込んでいる。
 カバー背表紙、最上部にQRコード、その下に表紙と同じ色・字体でそれぞれ標題、その下に灰色明朝体で『幽霊物件案内』には副題、『幽霊物件案内2』には叢書名が入る。その下に『幽霊物件案内』は表紙の写真の角が侵入しているが、下部、同じ高さに明朝体で著者名、最下部に横組みで「発行/同朋舎/発売角川書店」とある。
 カバー裏表紙、表紙と同じ色の子持枠があるが左上が切れていて、『幽霊物件案内』はバーコード2つ、その右にISBNコード(10桁)/Cコードに「\1200E」、少し空けて「定価:本体1,200円(税別)発行:同朋舎 発売:角川書店」とある。『幽霊物件案内2』は定価が違うのみ。写真は『幽霊物件案内』左は143頁「病院」の扉、右は92〜93頁見開き、『幽霊物件案内2』左は82〜83頁見開き、右は177頁。やはり右側の写真はカバー裏表紙折返しに入り込んでいる。
 カバー表紙折返し、上部に横組み、明朝体で「ホラージャパネスク叢書」とあって、ゴシック体で『幽霊物件案内』には「[既刊]/幽霊物件案内 小池壮彦怪奇探偵の(秘)情報ファイル」1行分空けて「[続刊予定]/妖怪旅日記 多田克己/村上健司妖怪探偵の二人三脚道中」のみであったのが、『幽霊物件案内』では「[既刊]/幽霊物件案内 小池壮彦/幽霊物件案内2 小池壮彦/恐怖のネット怪談 怪の会」1行分空けて「[続刊予定(仮題)]/北の幽霊、南の怨霊 友成純一/合田一道/百物語の百怪 東雅夫/妖怪旅日記 京極夏彦/多田克己/村上健司/幻想秘湯巡り 南条竹則」となっている。続刊予定はそのままの題で刊行されている。また『妖怪旅日記』の著者に『幽霊物件案内』には入っていなかった京極氏が、『幽霊物件案内2』では割り込んで(?)いるのが注意される。
 カバー裏表紙折返し、上部に横組みで「小池 壮彦 こいけ・たけひこ/怪談史研究家」ここまでは一致、『幽霊物件案内』は「著書に『東京近郊怪奇スポット』、/『心霊ウワサの現場』(以上、長崎出版)、/『幽霊は足あとを残す』(扶桑社)、/『心霊写真』(宝島社)など。/共著に『ワールド・ミステリー・ツアー13』/④東京篇、⑧京都篇/(発行:同朋舎/発売:角川書店)など。」であったが、『幽霊物件案内2』は「著書に『幽霊物件案内』(発行:同朋舎/発売:角川書店)、/『幽霊は足あとを残す』『怪奇探偵の実録事件ファイル2』/(以上、扶桑社)、『心霊写真』(宝島新書)、/『東京近郊怪奇スポット』、/『心霊ウワサの現場』(以上、長崎出版)など。/共著に『ワールド・ミステリー・ツアー13』/④東京篇、⑧京都篇、/『日本怪奇幻想紀行』/二之巻 祟り・呪い道中、三之巻 幽霊・怨霊怪譚、/六之巻 奇っ怪建築見聞/(以上、発行:同朋舎/発売:角川書店)など。」となっていて、この1年で随分増えている。(以下続稿)