瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

松本清張「西郷札」(4)

新潮文庫1662(1)
①昭和四十年十一月二十五日発行(397頁)
・昭和五十一年二月二十日十七刷*1 ¥280
・平成四年九月五日三十五刷 定価466円*2
・平成六年十二月三十日三十八刷 定価466円

西郷札 傑作短編集3 (新潮文庫)

西郷札 傑作短編集3 (新潮文庫)

②平成十五年十月二十五日四十三刷改版(479頁)定価629円
・平成十七年十一月十五日四十五刷 定価629円
・平成二十年九月五日四十七刷 定価629円
・平成二十一年七月三十日四十九刷 定価629円
・平成二十二年五月二十日五十刷 定価629円
・平成二十五年三月十日五十一刷 定価630円*3
 カバー、②四十九刷と五十刷は一致。
 カバー表紙、①は中央上に4.1×6.5cmの黒い長方形に横組み明朝体白抜きで「西郷札傑作短編集(三)松本清張」とあり、最下部左寄りに明朝体で「新潮文庫」。②は書影に示した通り。
 カバー表紙折返し、①三十八刷は2012年10月21日付「松本清張『小説日本芸譚』(1)」で見た新潮文庫1476『小説日本芸譚』三十三刷と同じ「新潮カセットブック」の広告があり、右下に「カバー 今井俊満」。②は右下に「カバー装画 西口司郎/カバー装幀 多田和博」とあり、上部に横組みで、4.4cmの横線2本の間(2.8cm)、右に喫煙している顔写真(2.5×2.0cm)、左に上寄せで「松本清張Matsumoto seichô/(1909―1992)」とあって、下の横線の下に紹介文(1行16字)、②四十三刷改版・四十五刷・四十七刷は10行で一致、②四十九刷・五十刷は11行で一致、異同は冒頭「小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。/」が「福岡県小倉市(現・北九州市小倉北/区)生れ。」で以下は同文。尤も、清張生誕時に小倉市は存在したが清張の生地とされる辺りはまだ小倉市編入されていなかった。
 カバー背表紙のレイアウトは私がこれまでに見た①三十八刷以下の諸刷で一致、赤地に明朝体白抜きで上部に標題、中央やや下に著者名、下部はゴシック体で2.0×0.5cm角切短冊形に白く抜いて[ま 1 4]すぐ下にゴシック体で「新潮文庫」最下部に①三十八刷「480」に太い下線、②は「\629」に太い下線。
 カバー裏表紙のレイアウトも私がこれまでに見た①三十八刷以下の諸刷で一致、中央に横線、横線の下右寄りに葡萄マーク、横線の上右に明朝体横組み11行(1行16字)の紹介文、左上のバーコードの1つめは一致。バーコード2つめの下4桁は①三十八刷「4800」、②は「6292」。横線の上左寄りに①三十八刷「定価480円(本体466円)」、②は「定価:本体629円(税別)」。横線の下左寄り、1行めISBNコード①三十八刷・②四十三刷改版・四十五刷は10桁で一致、四十七刷・四十九刷・五十刷は13桁でバーコードの1つめの数字と一致、「978-」が加わり下1桁が「-4」から「-6」に変わっている。2行めはCコードに①三十八刷「P480E」、②は「\629E」。
 カバー裏表紙折返し、下部に「カバー印刷 錦明印刷  カバーデザイン 新潮社装幀室」とあるのは一致、上部の「――――新潮文庫――――/松本清張の本|」で破線で左右に分けて列挙、①三十八刷は計44点、2012年10月19日付「松本清張『黒地の絵』(1)」で見た新潮文庫1661『黒地の絵』四十五刷に同じ。②四十三刷改版は左右17点ずつで計34点、新潮文庫1661『黒地の絵』四十九刷に同じ。②四十五刷も左右17点ずつで計34点、これは新潮文庫1661『黒地の絵』五十二刷に同じ。②四十七刷は計35点で新潮文庫1661『黒地の絵』五十六刷に同じ。②四十九刷・五十刷は計38点で新潮文庫1661『黒地の絵』五十七刷・五十八刷に同じ。(以下続稿)

*1:2017年8月3日追加。

*2:2017年1月16日追加。

*3:2014年9月22日追加。