瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

松本清張『翳った旋舞』(1)

KADOKAWA NOVELS カドカワ ノベルズ
【再版】昭和五十八年十一月二十五日初版発行・昭和五十八年十二月五日再版発行・定価640円・角川書店・225頁
 画像検索すると角川文庫の書影はヒットするがカドカワノベルズの書影はヒットしない。
 右上に縦組みで、黒で縁取った黄色のゴシック体で標題、黄色の明朝体で小さく「かげ・せんぶ」とある。左上に城で縁取った白のゴシック体で著者名、下部に横組みで黒の長方形*1に白抜きで「KADOKAWA NOVELS」その下3.4cm幅が赤地で、明朝体横組みで「人生の確かな手ごたえを求めてさ迷う、/新聞社勤めの順子……。/巨匠の長編現代ロマン。」とある。これらの文字は全て縦長。右下隅の白抜きゴシック体「角川書店」のみそうでない。絵は上から下に桃色〜紫色〜水色の螺旋、背景は右上と左下は青い砂地、その間、左上から右下に黒が走り、その上は直線、下はグラデーションで青くなっている。
 カバー背表紙、最上部に1.2×1.2cmの正方形に、中央の橙色地に羽を銜え翼と脚を広げた鳳凰、その上に赤地に白抜きで「KADOKAWA」下も同様に「NOVELS」、このロゴの下に黒の縦長ゴシック体で標題、明朝体で小さくルビ「かげ・せんぶ」、その下に赤のゴシック体で小さく「長編現代ロマン」、最下部の浅縹色地(5.6×1.5cm)の上部に縦長ゴシック体で著者名、その下は分類票貼付のため不明、一番下に「640」。
 カバー裏表紙、右側は黒地で右を上に横転した白抜き「KADOKAWA/NOVELS」。左側の白地の上部に萌葱色地(3.2×3.2cm)に黒で松本氏のネクタイに色眼鏡の写真、その下に、

●作者のことば
学校を終えた若い女性たちは、就職し、其々の職場に将来の夢と希望を託す。
が、職場には、出世をめぐる男たちの醜い戦いがある。
その渦中に巻き込まれた時、彼女たちは何を感じ、何を思うだろうか……。
新聞社に働く三沢順子。彼女の職場でのミスは、
社内の派閥争いに火をつけ、思いがけぬ運命が彼女に訪れる。
人生の確かな手ごたえを求めてさ迷うヒロインの心と行動を描いてみた。
●略歴=一九〇九年福岡生「点と線」ほかで社会派推理を確立古代史・昭和史研究等にも活躍する

とあって、左下に横組みで「定価640円0293-770103-0946(0)」とある。
 カバー表紙折返しの紹介文については、角川文庫と対照しつつ記述する。
 カバー裏表紙折返しには横組みで「KADOKAWA/NOVELS」の「|既刊ベストセラーズ★書下し」18人27題38冊、★は7点11冊。一番上に「松本清張 地の指/死の発送」と1行。下に「|新刊★書下し|」10人10点10冊、★は2点。一番上に「松本清張 翳った旋舞*2」(以下続稿)

*1:0.7×8.7cm、うち0.8cmは折返し部分。

*2:ルビ「かげ・せんぶ」。