瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

松本清張『点と線』(1)

新潮文庫1968(1)
①昭和四十六年五月二十五日発行(228頁)
・昭和四十九年五月二十日十三刷 定価240円*1
・昭和五十四年五月三十日三十五刷 定価240円*2
・昭和六十一年五月三十日五十二刷 定価320円
②昭和六十二年二月二十日五十四刷改版*3
・平成三年三月五日六十五刷 定価350円*4
・平成五年十一月十五日七十七刷 定価350円*5
・平成十二年五月三十日九十五刷 定価400円*6

点と線 (新潮文庫)

点と線 (新潮文庫)

・平成十二年五月三十日九十五刷 定価400円*7
③平成十五年五月三十日九十七刷改版(262頁)*8定価438円*9
・平成十六年五月三十日百二刷 定価438円*10
・平成十七年四月十日百六刷 定価438円
・平成十七年六月五日百七刷 定価438円
・平成十七年八月三十日百八刷 定価438円*11
・平成十八年十一月十五日百十刷 定価438円
・平成十九年六月五日百十二刷 定価438円
・平成十九年八月五日百十三刷 定価438円
・平成十九年十月二十五日百十五刷 定価438円
・平成十九年十一月二十五日百十六刷 定価438円*12
・平成十九年十二月十日百十七刷 定価438円
・平成二十年三月二十五日百十九刷 定価438円
・平成二十一年七月五日百二十二刷 定価438円*13
・平成二十一年十一月二十日百二十三刷 定価438円
・平成二十一年十一月二十日百二十三刷 定価490円*14
・平成二十一年十二月十五日百二十五刷 定価438円
・平成二十二年六月十日百二十六刷 定価490円*15
・平成二十八年一月二十五日百三十一刷 定価520円*16
・平成二十八年十一月十日百三十二刷 定価520円*17
 ①五十二刷はカバー表紙折返しの右下に「カバー 小野木学」とある。表紙は灰色の枠(0.4cm)に囲まれた黒の長方形(14.2×9.8cm)に、島のような形の青、中心にほぼ正方形の青(一辺約2.1cm)。文字は横組みの明朝体で、上部に白抜きの縁が直線でない標題、その下に白の直線(7.9cm)、すぐ下に淡い橙色で著者名、右下に白抜きで「新潮文庫」。なお左下に青で「m.onogi 」のサインが見える。この小野木学(1924.1.13〜1976.8.24)とそれ以前(?)のカバー表紙(未見)は、Amazon詳細ページで閲覧出来る。
 カバー表紙折返しは他に文字はなく余白。
 カバー背表紙、赤地に白抜き明朝体で上部に標題、中央やや下に著者名、白く抜いてその中に黒のゴシック体で[ま 1 18]と、ここまでは③と一致。その下に赤地に黒のゴシック体で、0.4×0.7cmの長方形に横組み「新潮/文庫」その下に「109/―18―」少し空けて「320」。ちなみに③は「新潮文庫 \438」に下線。
 カバー裏表紙、右上に横組み11行の紹介文、

九州博多付近の海岸で発生した、一/見完璧に近い動機づけを持つ心中事/件の裏にひそむ恐るべき奸計  汚/職事件にからんだ複雑な背景と、殺/害時刻に容疑者は北海道にいたとい/う鉄壁のアリバイの前に立ちすくむ/捜査陣……。列車時刻表を駆使し、/リアリスティックな状況設定により、/推理小説界にいわゆる“社会派”的/な新風をもたらし、空前の推理小説/ブームを呼んだ秀作。

とあるが、③は3行めからが少し異なる。

件の裏にひそむ恐るべき奸計。汚職/事件にからんだ複雑な背景と、殺害/時刻に容疑者は北海道にいたという/鉄壁のアリバイの前に立ちすくむ捜/査陣……。列車時刻表を駆使した、/リアリスティックな状況設定により、/推理小説界に“社会派ミステリー”/の新風を吹き込み、空前の推理小説/ブームをまきおこした秀作。


 ①五十二刷のカバーに戻って、紹介文の上下に横線、下の横線の下に「ISBN4-10-110918-4 C0193 \320E 定価320円」その下の中央に葡萄マーク。
 カバー裏表紙折返し、ゴシック体で「〜〜新潮文庫〜〜/松本清張の作品」として、真ん中を波線で仕切って、左右に23点ずつ46点53冊をゴシック体で並べる。左側「或る「小倉日記」伝/黒地の絵/西郷札佐渡流人行/張込み/駅路/小説日本芸譚/わるいやつら(上・下)/歪んだ複写/けものみち/半生の記/黒い福音/かげろう絵図(上・下)/ゼロの焦点/眼の壁/点と線/黒い画集/霧の旗/蒼い描点/影の地帯/時間の習俗/砂の器(上・下)/蒼ざめた礼服」、右側「黒の様式/Dの複合/鴎外の婢/分離の時間/死の枝/地の骨(上・下)/小説東京帝国大学/溺れ谷/眼の気流/巨人の磯/喪失の儀礼/渦/共犯者/渡された場面/水の肌/隠花の飾り/天才画の女/憎悪の依頼/砂漠の塩/黒革の手帖(上・下)/岸田劉生晩景/夜光の階段(上・下)/迷走地図(上・下)」左下に明朝体で小さく「カバー 錦明印刷」。(以下続稿)

*1:2017年11月26日追加。

*2:2015年4月23日追加。

*3:2014年3月22日追加。

*4:2014年8月1日追加。

*5:2015年11月17日追加。

*6:2014年3月22日追加。

*7:2014年11月5日追加。

*8:2014年3月22日追記】投稿当初、この版を②としていたが、③版であった。従って「②」を「③」と修正した。②版の詳細については追って記す予定。【2014年7月6日追記】「③」も見づらいので「③」に改めた。

*9:2016年1月20日追加。

*10:2018年8月12日追加。

*11:9月27日追加。

*12:2014年7月6日追加。

*13:2016年5月3日追加。

*14:2014年4月10日追加。

*15:2014年4月9日追加。

*16:2017年10月14日追加。

*17:2018年11月20日追加。