瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

芥川龍之介「人を殺したかしら?」(1)

 4月10日付「赤いマント(130)」で、「奇跡体験!アンビリバボー」に触れました。私はこの番組を殆ど見ていません。
 2011年10月13日付「七人坊主(1)」にも触れましたが、「奇跡体験!アンビリバボー」で小池壮彦が怪奇探偵をやっていた頃は、まだ実家にいて、私の父は貧農の出で背中が少年期に農作業を手伝ったときに出来た染みに覆い尽くされているような人で、科学が迷信を打破して生活を豊かにした、という考えが骨髄まで染みている人なので、息子としては別に怪異現象を信じている訳ではなくて、むしろこんなことに捉われている人が多いことに、不思議に興味を惹かれるという心理なのだとしても、こんな番組は見せてもらえなかったし、喧嘩してまで見ようとも思わなかったのでした。ですから、親が不在だったりした折などに、数える程しか見ていません。私が見た回でもう1つ記憶しているのは「芥川龍之介 その死の謎 ぼんやりした不安 〜人を殺したかしら?〜」で、和歌山県聴覚障害者情報センターのビデオライブラリーの目録「V 芸能・娯楽 Variety/A 一般」によってタイトル*1と平成10年(1998)5月2日(土)放送であったことが分かりました。

 自分自身の姿を自分で見てしまうという現象・ドッペルゲンガー。作家・芥川龍之介も死の直前、自分自身に出会ったという。
 謎に包まれた芥川龍之介の死とドッペルゲンガーがどう関係するのかを追う。

という内容紹介は私の記憶の通りです。これは聴覚障害者用の字幕付ビデオテープで、奈良県心身障害者福祉センター・兵庫県字幕付ビデオライブラリー(兵庫県聴覚障害者協会)にも同じ分類番号(VA99-063)で所蔵されています。
 うまく検索すればもっといろいろとヒットするのかも知れませんが、「「ヒカルさん」の絵」にしても、ネットで検索しても殆ど有益な情報に到達出来ません*2。何時の放映だったのかも、今のところネット検索では分かりませんでした。探し方が下手なだけかも知れないのですけれども。尤もこれは、宇多田「ヒカルさん」も引っ掛かってしまって上手く絞り込めないからで、そういえば「真木洋子」で検索しても殆ど「真木よう子」になってしまいます。(以下続稿)

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 思わぬところで後回しにしようとしていた「赤いちゃんちゃんこ」「赤い半纏」に踏み込んでしまい、これについて思っていることは一応書いたものの、いよいよ息切れしてしまいまして、あと2回分くらい切りの良いところまでと考えて、昼間に仕事の休憩時にどうしようか考えたときには今日の分はこう書こうと組み立てられたのですけれども、どうも帰ると疲れてしまって書きかけてみたもののなかなか上手くまとまりません。
 実はこれも、冒頭「4月10日付「赤いマント(130)」で」はこの稿を準備した時点では「昨日」でした。すなわち4月11日投稿用に準備していて、けれどもやはり後10日続けてみようと取り下げたのでしたが、きつくなってきました。それに、唯でさえ長く続けて自分でももうそろそろ整理しないと訳が分からなくなりそうなのに、この上無理に引き延ばしてどうでも良い内容の回を拵えて上げても仕方がないと思い、また暫く中断することにしました。もっとしっかり書くべき材料はまだまだあるのですが、なかなか熟さない、というか、詰め切れずにいるのです。

*1:もちろん記憶していません。「人を殺したかしら?」という作品名は強烈に覚えていますが。

*2:10月10日追記】この記事の投稿後、9月30日付「「ヒカルさん」の絵(1)」に紹介したように、放送を録画していた人によるブログ記事がアップされました。