昨日の続きで『高校球児 ザワさん１』について。
それから、昨日取り上げた017頁2齣めだが、「小学館コミック／スピリッツ 連載作品紹介／高校球児 ザワさん」のイラストとして、カラーで掲載されている。このイラストでは背景が青空になっているが、セーラー服のまま手袋を嵌めているのは、バッティングセンターだから、なのである。
第３話 ９月（023〜030頁）
031頁（頁付なし）のカットは029頁3齣めの一部。
第４話 教室（033〜042頁）
043頁（頁付なし）のカットは038頁2齣めの一部。
第５話 快速 東京行き（045〜052頁）
045頁（1齣）、ホームの表示「■ちかわ／立川」で次の駅は「くちたち／Kunitachi」となっている。しかし、050頁2齣めの車窓（先頭か末尾の窓）からの光景が単線なのである。立川駅附近で単線なのは立川駅から青梅線の下り、中央線からの直通電車等が走る線路（青梅短絡線）があるのみである。上りの快速東京行きはこの単線区間を通らない。題と齟齬する、というか逆行するのだが、これ以上の描写はなく、描写されている場所が青梅短絡線に該当するのか乗って確かめた訳ではないので、ここもやはり疑問の提示に止めて置く。
053頁（頁付なし）のカットは、この巻には見当たらない。
第６話 女子マネ（055〜062頁）
063頁（頁付なし）のカットは055頁（1齣）の一部。
第７話 坊主（065〜070頁）
071頁（頁付なし）のカットは067頁2齣めの一部。
第８話 秋雨（073〜080頁）
074頁2齣め、左下を四角く切って「――秋季大会の日の朝。」とある。
075頁1齣め、秋雨にけぶる「ＪＲ 武蔵増戸駅／JR東日本 Musashi-Masuko Station」の看板が描かれ、左右に四角を切って、右に「中央線から五日市線に／乗りついで15分／山の中にある駅。」左に「ここから球場まで／更にバスで20分。」とある。この球場は、いったいどこなんだ？ 場所からして秋季東京都高等学校野球大会本大会ではなく、秋季大会ブロック予選だろうと見当は付けられる。
それはともかく。武蔵増戸駅まで、JR中央線からだと立川駅からJR青梅線に入って拝島駅でJR五日市線に乗り継ぐのだけれども、乗換えなしの直通でも約30分かかる。15分というのは拝島駅からの所要時間のようだが、拝島駅はJR青梅線だから既に中央線からは外れている。青梅特快など青梅線に東京発で中央線から直通の電車も、少なくはないけれども。それから「山の中」とあるけれども、JR青梅線の青梅駅の先のような山中ではなく、行ったこともあるけれども、周囲にはそれなりに平地が広がっている。
081頁（頁付なし）のカットは075頁3齣めの一部。（以下続稿）
