・カバー裏表紙折返し
昨日の続き。
まず、明朝体横組みで上部に入っている、著者の紹介について見て置く。
山岸凉子(やまぎし・りょうこ)
9月24日、北海道札幌市生まれ。
1969年、マンガ家デビュー。
1983年、『日出処の天子』(白泉社文庫)で
第7回講談社漫画賞を受賞。
代表作に、
『アラベスク』、『妖精王』(ともに白泉社文庫)、
と、ここまでは私の見た平成19年(2007)までの増刷に掛けられているカバーでは一致。『 』は全て半角。
【12月24日追記】「一致」と書いたのは見落としで、早い時期のものは「1983年」を「1985年」と誤っていた。ここに誤っていた(カバーが掛かっている)ことが確認出来たものを列挙して置く。『1』第5刷、『2』第9刷、『3』第1刷、『4』第4刷、『5』第1刷、『6』第1刷。
続きが異なっている。
・『1』第5刷・第15刷・『2』第4刷・第9刷・『3』第1刷・第9刷・『4』第4刷・第7刷・『5』第1刷・第3刷・第8刷
・『6』第1刷・第3刷・第6刷
・『7』第1刷・『8』第1刷・『9』第1刷・第4刷
・『10』第1刷
『ツタンカーメン』、『鬼』、『青青の時代』、
『白眼子』(すべて潮漫画文庫)、
ほか多数。
と云った按配である。
平成20年(2008)及び平成21年(2009)刊行の第2部になると、1983年以下を抜いて見るに、
・『第2部1』第1刷・『第2部2』第1刷・『第2部3』第1刷
1983年、『日出処の天子』(白泉社文庫)で
第7回講談社漫画賞を受賞。
代表作に、
『アラベスク』、『妖精王』(ともに白泉社文庫)、
『ツタンカーメン』、『鬼』、『青青の時代』、
『白眼子』(すべて潮漫画文庫)ほか多数。
最新刊は『ヴィリ』、『牧神の午後』
(ともにメディアファクトリー)。
2007年『テレプシコーラ』
(第一部・全10巻/メディアファクトリー)にて、
第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。
となっている*1が、平成22年(2010)の増刷になると、
・『1』第23刷・『第2部4』第1刷・『第2部5』第1刷*2
1983年、『日出処の天子』で
第7回講談社漫画賞を受賞。
代表作は、『アラベスク』、『妖精王』、
『ツタンカーメン』、『鬼』、『青青の時代』、
『白眼子』、『ヴィリ』、『牧神の午後』ほか多数。
2007年、『テレプシコーラ』第1部・全10巻にて、
第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞。
2010年、『アラベスク』完全版が
全4巻にて刊行。
となっている。
・『2』第20刷は組み方が変わっていて1〜4行めは一致するが句読点は半角になっている。それから「凉」の字が異なっている。やはり1983年以下を抜いて見る*3。
1983年、『日出処の天子』で
第7回講談社漫画賞を受賞。
2007年、本作『テレプシコーラ』第1部全10巻で
第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。
代表作に、
『アラベスク』、『妖精王』、
『ツタンカーメン』、『鬼』、『青青(あお)の時代』、
『白眼子』、『ヴィリ』、『牧神の午後』
ほか多数。
また、最新刊として『テレプシコーラ』
第2部が既時刊行中。
・『3』第15刷・『4』第14刷、句読点は半角になっており『2』第20刷に近いが「凉」の字は元に戻っている。
1983年、『日出処の天子』(白泉社文庫)で
第7回講談社漫画賞を受賞。
2007年、本作『テレプシコーラ』第1部全10巻で
第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞
を受賞。
代表作に、
『アラベスク』、『妖精王』(ともに白泉社文庫)、
『ツタンカーメン』、『鬼』、『青青(あお)の時代』、
『白眼子』(すべて潮漫画文庫)、
『ヴィリ』、『牧神の午後』
(ともにメディアファクトリー)、
ほか多数。
また、最新刊として『テレプシコーラ』
第2部(メディアファクトリー)が
既時刊行中。
最下部にゴシック体横組みで小さく、
とあるのは共通。(以下続稿)