瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

『トキワ荘物語』(1)

祥伝社新書288『まんが トキワ荘物語』2012年8月10日初版第1刷発行・定価760円・191頁

 標題の「まんが」は奥付では楕円の黒線に囲まれており、カバー背表紙上部では黒の楕円に明朝体白抜き。
 Amazon詳細ページのなか見!検索で背表紙を除くカバーと、3頁(頁不なし)「[目 次]」、手塚治虫トキワ荘物語」の5〜10頁、奥付を閲覧出来る。
 カバー背表紙について述べて置くと、最上部にカバー表紙と同じ青銀色の■があって、その下に標題、中央やや下に「手塚治虫ほか」、最下部に小さく「祥伝社新書 288」とある。
 以下、手塚治虫(5〜12頁)藤子不二雄Ⓐ(13〜28頁)寺田ヒロオ(29〜36頁)鈴木伸一(37〜52頁)赤塚不二夫(53〜68頁)水野英子(69〜76頁)つのだじろう(77〜92頁)永田竹丸(93〜108頁)森安なおや(109〜124頁)よこたとくお(125〜132頁)長谷邦夫(133〜139頁)石ノ森章太郎(141〜152頁)の順で、同題の漫画が掲載される。なお「藤子不二雄Ⓐ」は初出では「藤子不二雄」であったはずである。同様に「石ノ森章太郎」も初出では「石森章太郎」であったはずである。
 140頁(頁付なし)は「「COM」1970年10月号より」のキャプションのある寄書きで、中央に横書きで「トキワ荘の仲間達/1970 8 27」とあり、その上に左から石森章太郎(1938.1.25〜1998.1.28)藤子不二雄*1森安なおや(1934.11.9〜1999.5.19)寺田ヒロオ(1931.8.4〜1992.9.24)、左に赤塚不二夫(1935.9.14〜2008.8.2)、右によこたとくお(1936.10.30生)、下に左からつのだじろう(1936.7.3生)水野英子(1939.10.29生)永田竹丸(1934.5.11生)手塚治虫(1928.11.3〜1989.2.9)が自作のキャラクターや自画像のスケッチを描いている。
 153頁は「〈座談会〉/われらトキワ荘の仲間たち」の扉で、下部にゴシック体で「◆出席者◆/水野英子寺田ヒロオ安孫子素雄藤本弘森安なおや永田竹丸よこたとくおつのだじろう石森章太郎鈴木伸一/天野和喜次/  (大家さん)/    順不同」とある。154〜183頁まで。1頁14行、1行38字。
 184〜190頁「著者略歴(アイウエオ順)」は生没年と略伝、〈トキワ荘歴〉を示す。
 191頁「初出一覧」を抜いて置こう。

初出一覧
手塚治虫……「COM」1970年9月号より
藤子不二雄……「COM」1969年12月号より
寺田ヒロオ……「COM」1969年11月号より
鈴木伸一……「COM」1970年2月号より
赤塚不二夫……「COM」1970年5・6月号より
水野英子……「COM」1969年10月号より
つのだじろう……「COM」1970年7月号より
永田竹丸……「COM」1970年3月号より
森安なおや……「COM」1970年1月号より
よこたとくお……「COM」1970年4月号より
長谷邦夫……「COM」1969年12月号より
石ノ森章太郎……「COM」1970年8月号より
〈座談会〉われらトキワ荘の仲間たち……「COM」1970年10月号より


 この裏から頁付なく、中央に「*本書は、1983年に翠楊社より刊行された『トキワ荘物語』を元に再編集したものである。」とある。
 その次の2頁は祥伝社の刊行物に付き物の、表が「★読者のみなさまにおねがい」で裏が「★100字書評……まんが トキワ荘物語」。「まんが」は楕円の黒線に囲われている。
 そして奥付、最後の5頁は小口側上部に「好評発売中」と添えた「祥伝社新書」の帯付の白黒書影を1頁に1つずつ示す。1頁めは祥伝社新書081「手塚治虫/「戦争漫画」傑作選」2頁めは祥伝社新書087「手塚治虫/「戦争漫画」傑作選Ⅱ」3頁めは祥伝社新書093「手塚治虫傑作選/「瀕死の地球を救え」』4頁めは祥伝社新書108「手塚治虫傑作選/「家族」」5頁めは祥伝社新書098「滝田ゆう傑作選/「もう一度、昭和」」。(以下続稿)

*1:藤子・F・不二雄(1933.12.1〜1996.9.23)と藤子 不二雄Ⓐ(1934.3.10生)。