瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

山岸凉子『日出処の天子』(04)

・『花とゆめCOMICS』第8巻(1)
 私の見た本は3頁(頁付なし)が扉で、上部は黒い長方形に白抜きで「花とゆめCOMICS」右に5.4cmの二重線。その下に大きく標題、その下に左寄せで「第8巻山岸凉子」、下部には太線の枠(10.3×9.4cm)に、柳の枝の下に厩戸王子が切れ長の眼の瞳を向かって右に投げ、右手には小刀を逆手に持ち、左手の掌に小さい皿のようなものを載せ、髪飾りは牡丹の花で衣装も牡丹の模様をあしらい、左膝を立てているようである。
 本体表紙が1〜2頁に当たるのか、脱落した遊紙を想定すべきなのかは、分からない。
 4頁は昨日取り上げた「蘇我氏と朝廷の血縁関係図」で、5〜198頁が漫画本編。頁付は最下部中央に算用数字で、9・12〜16・18・19・21・24〜41・44〜49・51・53〜56・58・59・61・63〜66・68〜72・75〜81・83〜88・90〜93・96・97・100・103・104・109〜111・113・115・117〜120・122・126・131〜134・136・139・140・143〜145・148・151・153〜155・158・159・162・165・166・168・169・172〜175・179・182・184〜186・188〜190・193・195〜197頁に入っている。198頁(頁付なし)は、丸ゴシック体右詰めで「日出処の天子□/おわり」□に「」とある。また奇数頁の上欄外小口側に丸ゴシック体で「日出処の天子 □」□に「」と、7・17・21・29・33・37・39・47・49・55・57・63・65・67・69・71・73・77・83・85・87・91・93・101・105・107・109・119・123・133・135・137・139・143・147・157・163・165・189・193・195頁に入っている。79頁には入るのに入れていない。なお15・25・51・75・99・113・141・155・183・187頁にも余裕はあるのに入っていないが、これらはいづれも左側が雑誌連載時に広告枠となっていた(らしき)ところである。
 さて、漫画本編の文庫版との対応関係だが、単行本第8巻5頁は文庫版第五巻163頁、文庫版第五巻308頁が単行本第8巻150頁、文庫版第六巻5頁が単行本第8巻151頁、単行本第8巻198頁が文庫版第六巻52頁。(以下続稿)