瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

山岸凉子『ツタンカーメン』(05)

 一昨日からの続きで単行本の第3巻について。
・単行本第3巻
・3頁扉=文庫版第3巻5頁中扉
・4頁「目次」・文庫版第3巻4頁「目次」
・5頁(色刷)=文庫版第2巻147頁(色刷)
・6頁(色刷)
 ハワード・カーターは単行本カバー表紙に、右上部は文庫版第3巻カバー裏表紙に利用されている。
・7頁(色刷)=文庫版第2巻146頁(色刷)
 下部のホルスなどは文庫版第1巻・第2巻のカバー裏表紙に利用されている。上部のナイル川の対岸にギザのピラミッドを望むスケッチは、半ば以上が空で、そこに単行本では横組みでカバーと同じ文字で標題と巻数が入っていたが、文庫版は巻頭ではなくなっているので右上に二重枠を作って「BC14世紀*1として、単行本5頁のマヤが神官らしき人物とネブ・ケペル・ラー(ツタンカーメン)王墓を守る手段について会話を交わす場面の前に移動させている。この時代の表示は単行本8頁の二重枠「1920年*2とほぼ同じ位置にある。
・8頁(色刷)=文庫版第2巻148頁(色刷)
・9〜104頁=文庫版第2巻149〜244頁
 文庫版第2巻はこれに続いて246〜251頁に中沢新一宗教学者)「解 説カーの高貴なる憂鬱」と252〜253頁見開き「エジプト全図」があって、ともに頁付がない。
 文庫版は253頁の裏は白紙、その次の頁の左下に明朝体縦組みで小さく、

初出
「LaLa」(白泉社)に、原題『封印』で掲載。
(一九九五年三月〜七月号)
「月刊コミックトム」(潮出版社)に、『ツタンカーメン』として掲載。
(一九九六年五月〜七月号)
 
初出単行本
白泉社よりコミックス『封印』として刊行。
(第二巻・一九九五年九月)
潮出版社よりコミックス『ツタンカーメン』として刊行。
(第二巻・一九九七年七月、第三巻・一九九七年九月)

とあって、最後が奥付。
・105頁=文庫版第3巻199頁
 この図に関しては、単行本第4巻73頁にて記述。
・106〜232頁=文庫版第3巻6〜132頁
 次の頁は奥付、裏は黒。
 奥付の下部にゴシック体横組みで小さく、

ツタンカーメン』第3巻は、「月刊コミックトム」1996年5月号〜11月号に掲載された同名作品を収録しました。

とある。二重鍵括弧『 』は半角。(以下続稿)

*1:ルビ「せいき」。

*2:ルビ「ねん」。