瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

有島武郎『小さき者へ・生れ出づる悩み』(6)

新潮文庫746(6)
 先日2月18日付(1)に追加した、②四十四刷について。
 カバー表紙・表紙折返し・裏表紙折返しは③五十八刷に同じ*1
 カバー背表紙も同じレイアウトで下部「新潮文庫〔草〕」と最下部「120」の間が分類票のため見えなかった。
 カバー裏表紙に表紙の絵の続きが入っているのは③五十八刷に同じ。左下に小さく「0193-104204-3162」とあり*2、右下に小さく「¥ 120」とある。
 本体、119頁の裏にある「文字づかいについて」は③六十三刷の131頁の裏にある「文字づかいについて」と比較して見た。「六」項目で同文、字配りも同じだが、②四十四刷には振仮名が2箇所、「宛て字」に「あ」、「損う」に「そこな」と振ってあるが、③六十三刷には振仮名はない。(以下続稿)

*1:並べて比較してはいない。

*2:但し「9」は分類票が掛かって読めない。「01」は透けて見える。