瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

山岸凉子『自選作品集』(1)

文春文庫ビジュアル版(1)文藝春秋
 8冊刊行されている。番号は打たれていない。以下、刊行順に書影を示して置く。
・『天人唐草』 255頁

天人唐草―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)

天人唐草―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)

・1994年3月10日第1刷・1995年9月5日第4刷・定価602円*1
・1994年3月10日第1刷・1996年1月25日第5刷・定価619円*2
・1994年3月10日第1刷・1997年10月30日第8刷・定価619円
・1994年3月10日第1刷・1998年12月5日第9刷・定価619円*3
・『夜叉御前』 263頁・1994年3月10日第1刷・1997年10月5日第9刷・定価619円
 この2冊の刊行当初のカバーは写真であった。
 私は扉絵に差し替えられたカバーしか見ていない。
・『月読』 250頁
月読―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)

月読―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)

・1996年8月10日第1刷・1996年10月25日第2刷・定価602円
・1996年8月10日第1刷・1997年12月25日第6刷・定価602円*4
・1996年8月10日第1刷・2002年9月25日第9刷・定価619円
 3冊めは最初から扉絵をカバーに使用している。最初の2冊の改装時期はそれ以前ということになりそうだが、当ブログでも再々注意したように、必ずしも本体と同時に刷られたカバーが掛かっている訳ではなく掛け替えなども良くあることなので、時期を特定することは困難である。扉絵カバーの掛かった本の購入時期が明確に分かるような記録があれば良い*5のだが、さもなければ(文豪作品の文庫本で試みているように)それぞれのカバーが掛かった本を出来る限り多く見て、境界線が何処に引けるかを、例外(=掛け替えられたもの)を排除しつつ決定するしかない。
・『わたしの人形は良い人形』 266頁・1997年5月10日第1刷・定価619円*6
・1997年5月10日第1刷・1997年6月5日第2刷・定価619円
・1997年5月10日第1刷・1997年8月30日第3刷・定価619円*7
・1997年5月10日第1刷・2000年1月5日第5刷・定価619円
・『シュリンクス・パーン』 268頁・1997年6月10日第1刷・定価619円
・『ハトシェプスト 古代エジプト王朝唯一人の女ファラオ 242頁・1998年6月10日第1刷・定価619円
・1998年6月10日第1刷・1998年7月1日第2刷・定価619円*8
・1998年6月10日第1刷・1998年8月10日第3刷・定価619円*9
・『タイムスリップ』 265頁
タイムスリップ (文春文庫―ビジュアル版)

タイムスリップ (文春文庫―ビジュアル版)

・1999年1月10日第1刷・定価619円
・『ブルー・ロージス』 269頁
ブルー・ロージス―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)

ブルー・ロージス―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)

・1999年11月10日第1刷・定価619円
 現在『ハトシェプスト』の書影が表示されないが、しばらくそのままにして置く*10。(以下続稿)

*1:12月11日追加。

*2:7月18日追加。

*3:7月2日追加。

*4:7月18日追加。

*5:版元に改装に関する記録があって、それが公開されればもっと手っ取り早いが。

*6:8月9日追加。

*7:7月18日追加。

*8:2018年8月31日追記】2015年3月6日から12日に掛けて作成した、第1刷と第2刷を比較したメモをここに添えて置く。「カバー同じ、第2刷はやや薄いか。/奥付は第2刷発行日の1行が挿入され、上の太線の位置がその分高くなっている(幅4.2cm→4.5cm)。/目録同じ」。

*9:6月11日追加。

*10:2018年8月31日追記】表示されるようになっているので見せ消ちにした。