瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

大島弓子『グーグーだって猫である』(3)

 映画になっていることは何となく知っていた。もちろん見ていない。
・映画
 平成20年(2008)9月6日公開。犬童一心監督、小泉今日子主演。

グーグーだって猫である Blu-ray スペシャル・エディション

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グーグーだって猫である オリジナルサウンドトラック

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Stand Up!

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 ドラマにもなっていることは、知らなかった。
・TVドラマWOWOW
 平成26年(2014)10月14日から11月8日、毎週土曜日に全4回「連続ドラマW」枠にて放映。犬童一心監督、宮沢りえ主演。 大学時代にサークル内に散歩サークルを作って、何回か都内を遊歩したことがあった。しかし、最初こそ盛況であったが次第に人が集まらなくなり、結局1年ほどで立ち消えになってしまったのであったが、その末期であったか、吉祥寺で花見をすることにして、春休みの吉祥寺に出掛けた。行きは京王井の頭線を吉祥寺の手前で下車して、ぶらぶら歩きながら吉祥寺駅改札まで行ったと思う。けれども、待合せの時間になっても誰も来ない。当時はまだ携帯電話が普及する前で、来ると言っていた奴の家に電話して確かめたかどうか、それも覚えていないが、とにかくもう来ないということになって、今更花見という気分でもなく、仕方がないから吉祥寺駅の周辺をぶらぶら歩いた。今もそのまま存在する吉祥寺図書館にも立ち寄ったかと思う。そして別に用事もなしに五日市街道を歩いていたら、大学の先生にばったり会ったのである。びっくりしてしどろもどろになりながら挨拶して、というのもその先生は私が辞めた別のサークルの顧問だったので気不味かったのである。もう一つは、本当に何の用事もない余所者がいるような場所でなかったので、何故こんなところに××君はいたのかしらん、と訝しがられやしないかと思ったのである。それで「花見に」と言ったかも知れない。しかし、井の頭恩賜公園からは離れていて、連れもいないし、余計に怪しかったかも知れない。
 結局することもなく、ただ妙に疲れてしまって、今度はおとなしく吉祥寺駅から乗車しようと切符を買って改札を通ると、「△△区の××○○さん、改札までお越し下さい」との構内放送。何事かしらんと慌てて改札に行ってみると、その、少し前に辞めたサークルの同輩の男が、有人改札に制服を着て制帽を被ってにやにやしていた。駅でバイトをしていたのである。或いは連れの誰かが駅に連絡して来たのかと思ったが、それにしても、タイミングが良過ぎる。こっちもにやにやしながら久闊を叙して、それで別れて以来、そいつとは会っていない。もう20年以上昔である。
・小説版(角川文庫15229) 上に列挙した映像化作品関連商品は全て未見だが、映画関連のこの1点だけ、手許にある。(以下続稿)