ゲツァ・フォン・ボルヴァリー監督『別れの曲』
昭和10年(1935)に日本で公開されて大ヒットしたのはフランス語版だけれども、現在はドイツ語版が発売されている。ちなみにショパン生誕200年記念の全世界初DVD化である。
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僅か5年後にポーランドに侵攻するドイツで、こんなポーランドに同情的な映画が撮られていたことにまず歴史の皮肉を感ぜざるを得なかった。
そこで思い出すのは、誘われて岩波ホールで観た、アンジェイ・ワイダ監督『カティンの森』だ*1。
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映画パンフレット★『カティンの森』/アンジェイ・ワイダ監督、マヤ・オスタシェフスカ、アルトゥル・ジミイェフスキ
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非売品プレスシート カティンの森 パンフレット仕様 アンジェイ・ワイダ監督
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特典の「大林宣彦監督「別れの曲」に寄せる言葉」には、発売元から発売前にDVDを送られて視聴した大林氏の、2010年1月9日付の手紙が紹介されている。大林氏は「中学生の時の尾道」での「戦後の再上映」に「一週間の上映中、毎日、朝から晩まで映画館にいた」ほど入れ込み、「独学で“別れの曲”を練習し」たというのだから尋常ではない。まさに熱狂的である*2。内容は連続テレビ小説どころでなくショパンの伝記を知るにはあまり参考にならぬ代物なのだが、人を夢中にさせる作りにはなっている。
戦後の再上映時の、映画パンフレットを挙げて置こう。
映画パンフレット 「新宿地球座・CHIQ-ZA NEWS(№15/昭和23年7月)」 「フランス名画祭」 別れの曲/巴里祭/我等の仲間/渦巻/ほか
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