瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

稲川淳二「生き人形」(1)

 昨日ふと『新耳袋殴り込み』と同じように『稲川怪談殴り込み』を誰かやってくれないか、と思い付いたのでしたが、実は既にそのような試みは、稲川氏の代表作「生き人形」についてなされていたのでした。
小池壮彦『怪奇事件はなぜ起こるのか 「生き人形」から「天皇晴れ」まで2008年8月13日初版発行・定価1300円・洋泉社・285頁・四六判並製本

怪奇事件はなぜ起こるのか

怪奇事件はなぜ起こるのか

 001〜004頁(頁付なし)「まえがき」、005〜006頁(頁付なし)「目次」、007頁(頁付なし)は「怪談の章」の扉で、本文は8つの節で108頁まで。109頁(頁付なし)は「事件の章」の扉で、本文は7つの節で206頁まで、207頁(頁付なし)は「歴史の章」の扉で、本文は6つの節で285頁まで。285頁の裏、奥付の前の頁に、

本書は、ミリオン出版『不思議ナックルズ』Vol.3〜Vol.14(2005・4・20〜2008・4・23)/に掲載されたものを加筆・再構成しました

とある。奥付の裏には「洋泉社の本」1点と「洋泉社MOOK 別冊映画秘宝」2点の合計3点3冊の広告。
 稲川氏の怪談の検証記事は「怪談の章」の最後、092〜108頁「真説・生き人形――異才の人形師・前野博の原風景」です。
 実は、私は本家の「生き人形」の話の詳細を知りません。
・ビデオ

稲川淳二の恐怖への招待状 [DVD]

稲川淳二の恐怖への招待状 [DVD]

稲川淳二Presents 生き人形 [VHS]

稲川淳二Presents 生き人形 [VHS]

 某動画サイトに上がっているものに何度か挑戦したことがあって、最後まで見た(聞いた)こともあったと思うのですが、あまり集中できていなくて忘れてしまうのです。
・漫画永久保貴一*1
生き人形 (ホーム社漫画文庫)

生き人形 (ホーム社漫画文庫)

生き人形 (SHUEISYA HOME REMIX)

生き人形 (SHUEISYA HOME REMIX)

続・生き人形 完全版 (生き人形) (ホーム社漫画文庫)

続・生き人形 完全版 (生き人形) (ホーム社漫画文庫)

 今度、漫画版で挑戦しようと思っています。(以下続稿)
2月4日追記】投稿当初、タグが[怪異談]のみであったが、そんなに突っ込んだ検証をする用意はなく、ただ小池氏の記事について確認する程度であるから[改版]を追加して置いた。以下、1月28日付(5)まで同じ。

*1:1月27日追記】4点めを追加。