瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

チェーホフの文庫本(3)

岩波文庫6609-6610『退屈な話・六号病室』湯浅芳子*1
・昭和三八年八月一六日第一刷発行©(184頁)
・昭和四八年八月三〇日第一〇刷発行 定価★★
岩波文庫32-622-6『退屈な話・六号病室』湯浅芳子訳(1)
・1963年8月16日第1刷発行©(184頁)
・1976年8月20日第13刷発行 ¥200 *2
・1982年1月10日第18刷発行 定価250円
・1985年8月20日第21刷発行 定価300円
・1986年12月10日第22刷発行 定価300円

・1988年4月15日第24刷発行 定価300円
 今は同じ番号で松下裕訳が出ているので、湯浅芳子訳は絶版である。
 私の見た本には帯は保存されておらず、カバーが掛かっているのは第24刷のみ。
 カバー表紙はAmazon詳細ページにて閲覧出来、紹介文も読むことが出来る。
 カバー背表紙、上部に明朝体で「退屈な話・六号病室 〈チェーホフ作/湯浅芳子訳〉」、下部の桃色地のところにゴシック体で「赤 六二二ー六  岩波文庫  300」漢数字は半角、算用数字は横並び。
 カバー裏表紙、中央に「岩波」の壺印、最下部左詰めで「ISBN4-00-326226-3 C0197 \300E定価300円」とある。
 カバー表紙折返し、大部分が「●創刊60年記念出版岩波文庫総目録〈岩波文庫編集部編B5判上製 定価一八〇〇円〉」の広告、右下に明朝体縦組みで小さく「カバーカット = 矢崎芳則」、左下を斜めに肌色地にして「岩波」の壺印、その上にゴシック体で小さく「文庫判ブックカバー贈呈/下のマークを10枚揃えて封書でお送り下さい/宛先=岩波書店営業部 ブックカバー係」とある。
 カバー裏表紙折返しには「広辞苑 第三版 新村 出 編 〈菊判・二六八八頁 定価 五八〇〇円/<机上版> B5判 定価一〇〇〇〇円/<総革装> 菊判 定価 九六〇〇円〉」の広告。
 本体の異同は、奥付のそれぞれの発行日、発行日の右下の定価と、第24刷は最下部右にISBNコードが追加されていること、そして最後の目録。
 第18刷は1頁め、匡郭下辺の下小口寄りの頁付「D1」は「《ロシア文学》」で2頁め「D2」の上段3点めまで、残りは「《ドイツ文学》」、3頁め、頁付「E1」は「《フランス文学》」で4頁め「E2」中段7点めまで、残りは「《南北欧文学 他》」、最後に「岩波文庫の最新刊」の「1981.11.」と「1981.12.」。
 第21刷は「'85,5 現在在庫 C-1(〜2,D-1〜2)」匡郭外小口側下寄せ「★印の書目には、文庫版のほかに活字の大きい特装版〔四六判、上製・カバー〕もあります」括弧は半角。「岩波文庫の最新刊」の「1985.6.」と「1985.7」。
 第22刷は「'86,5 現在在庫 C-1(〜3,D-1〜2)」Cの匡郭外小口側・Dのノド側の匡郭外*3下寄せ「★印の書目には、文庫版のほかに活字の大きい特装版〔四六判、上製・カバー〕もあります」括弧は半角。「岩波文庫の最新刊」の「1986.11.」。
 第24刷は「'87,7 現在在庫 C-1(〜3,D-1〜2)」Cの小口側・Dのノド側の匡郭外下寄せ「★印の書目には、文庫版のほかに活字の大きい特装版〔四六判、上製・カバー〕もあります」括弧は半角。「岩波文庫の最新刊」の「1988.3.」。(以下続稿)

*1:2017年4月8日追記】第一〇刷を見て旧番号を追加した。

*2:2017年4月8日追加。

*3:6月4日追記】メモし忘れていたのを補った。