瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

閉じ込められた女子学生(3)

 なお、2ch「死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?289」の、2012年1月20日書込みの「250〜252、254〜256、258〜260」は、「東京のある美術大学」を舞台として、現役学生の幽霊(?)体験談から始めて、怪異の由来となった事故に話が及んでいます。ここでは「258」と「259」を抜いて置きましょう。 少々グロテスクな表現がありますがこのような事故が実際にあったとの指摘はどこにもありません、念のため。

昔、その暗室である事故が起こって、女子生徒が一人亡くなった。
その日は夏休み前日で、その女子生徒は、暗室でずっと作業をしていた。
作業に没頭していたのか時計も暗室なので見えず、夜までずっと作業に没頭していたらしい。やがて警備員が見回りに来て、暗室の中を確認したのか、していないのか、/暗くて見えなかったのかわからないが、その暗室のドアに鍵を掛けてしまった。
 
夏休み前日に、内鍵も窓もない暗室で、女子生徒は閉じ込められてしまった。
その頃はケータイもなく彼女も一人暮らしだったので、助けもよべない状況だった。
夏休み明け、最初に暗室を開けた先生が、亡くなった女子生徒を発見した。死因は餓死だった。
その後の司法解剖でわかったことだが、女子生徒の胃の中にカメラのフィルムが入っていそうだ。
食べてしまったのだろう。


 これについて同じ日に書き込まれた「262」が、

暗室の怪についてはありがちな怪談だな
夏休み前から夏休み明けまで発見されないなんてことがあるだろうか
普通帰宅しなかったらその日のうちに探すだろうし
 
その手の怪談(事件)は元ネタあるのかな

とコメントしています。
 これもまとめサイト「オカルト速報」に2013年04月06日「夏休み明け、最初に暗室を開けた先生が、亡くなった女子生徒を発見した。死因は餓死だった。」と題して「250〜252、254〜256、258〜260」が抜き出されています。面白いのはこれについて「オカルト速報」のコメント欄に数人が、中には細かく理由を挙げて「東京のしかも芸術大学でそれとか話作るの下手過ぎ。」「程度が低いね。暗室のこともよく知らないのにネタにするなよw」とのコメントを附しているのですが、前回見たように、まさにその「芸術大学」でこんな話が行われていたのです。――要するに、道具立てが揃っていれば、よく考えれば有り得ないような話であっても、何となく定着してしまうものなのです。
 この他、舞台を高校に移して女子生徒が閉じ込められたとする話が、urx7meのブログ「ふぇぶらりー速報ヽ(。・ω・。)ノ」の2011年12月22日付「暗室に閉じ込められ死んだ少女」に、それから「開かずの暗室」等と題するかなり入り組んだ話があちこちのサイトにコピペされています。(以下続稿)