1月13日付(1)の続き。
「江東ふるさと文庫について」の6項めに見える「江東区の主要旧町名一覧」は、各冊の巻末「付録」に見開きで同じものが収録されている。
そこで次に各冊の「付録」について見て置くことにしよう。
各冊共通の付録の扉(頁付なし)は左上に明朝体縦組みでやや大きく「付 録」とある。①255頁②233頁③229頁④257頁⑤255頁⑥259頁
やはり各冊共通の「江東区の主要旧町名一覧」は、①274〜275頁②252〜253頁③246〜247頁④258〜259頁⑤256〜257頁⑥260〜261頁。
そしてその裏が各冊の最後の頁となっており、頁付は①276頁②254頁③248頁④260頁⑤頁付なし⑥262頁で、何故か⑤のみ頁付がない。1行めは3行取り9字下げで「* * *」とあって、以下、3〜4字下げで謝辞がある。例として①を見てみよう。2〜3行め、
本巻『古老が語る江東区の職人たち』に左記の方々から写真、資料を提供していた/だきました。
②以下はそれぞれの書名が入る。改行位置もそれぞれ異なる。
次に4字下げで姓名が列挙され、末尾に「(五十音順、敬称略)。」とある。①4行めに5名、②4〜5行めに9名1団体、③4〜5行めに7名1団体、④4行めに3名1団体、⑤4行めに4名、⑥4〜5行めに5名1団体。恐らく既に故人であり、かつ不名誉なことではないから引用しても良いのだが、今は割愛する。
最後の2行は共通、
その他、多くの方々からご協力・ご教示をいただきました。ここに記して、感謝い/たします。
①②③には他に独自の「付録」がある。
①256頁1行め〜「江戸の発達と職人のルーツ」
章題は明朝体3行取り3字下げで大きい。節題はゴシック体2字下げ。
256頁2行め〜「江戸職人町の形成」
257頁7行め〜「城下町の建設と職人」
259頁3行め〜「大火と職人」
①260頁13行め〜264頁16行め「江戸職人の生活」
260頁14行め〜261頁16行め「江戸っ子と職人気質」
262頁1行め〜「親方と職人仲間」
263頁7行め〜「職人の生活」
①265頁1行め〜「江東区と職人」
265頁2行め〜「深川の立地と職人の移入」
266頁14行め〜「木場・問屋街と職人」
267頁15行め〜「江戸から東京へ」
268頁9行め〜「現在の区内の職人・伝統工芸」
①269頁12行め〜「江東区登録無形文化財保持者一覧(昭和六一年三月三一日現在)」
①273頁(頁付なし)「江東区内 職人・伝統工芸技術者分布図/(昭和61年12月)」
白地図に7種類の符号で分布を記載。
②234頁1行め〜「深 川 歳 時 記/――江戸時代深川の年中行事――」
末尾、254頁9行めに下寄せで小さく「(参考文献 『深川区史』)」二重鍵括弧閉じは半角。
②245頁10行め〜「江東区祭り暦」
表。上の枠「月 日」、下の枠「神社・所在地・最寄りの駅」。
②250頁4行め〜「江東区内各神社氏子町会一覧」
小さい字で2段組、末尾に下寄せで「*①〜⑭は左ページの地図に対応する。」
②251頁(頁付なし)「江東区内各神社氏子町会図」
丸数字で神社の位置と太線で「氏子町会の境界」を示す。
③230〜245頁「江東区災害関連略年表(明治・大正・昭和)」
表。江戸時代の事例も2つ示す。
④⑤⑥には独自の「付録」はない。(以下続稿)