最後、4話めに引き続いてオチになる。
さて――
これで話の数は満ちました、この灯心を抜きますと、/もう暗闇となります、そうなりますと怪しいことが起/こると申します、、それでは、、イ、イ、、失礼を致/しまし、フぇ、エ、エクシ、。、エキシ、
(闇の中より百人の声)【21上】
――あ。
本当は偶数頁の上段1行めを「――あ。」だけで後を余白にして余韻(?)を残したかったのだが、1頁当りで経済的な負担が増すことになるので、奇数頁の下段を「――あ。」だけにすることで妥協(?)した。4話めが長くなったのは、位置が決まっていた「――あ。」に合うように引き延ばしたためで、それでいろいろと余計なことが書き込めそうな語り手本人の身内の話と云うことにした、のだかどうだか、もう覚えていないが、しかしそうでもしないと引き延ばせない。