第2集『豊島の民話』と第3集『豊島の歳時記』は、それぞれ7冊くらい見たがいづれも初刷である*1。第1集『豊島風土記』の需要を見て印刷部数を大目にしたのであろう。
まづ、昨日『豊島風土記』の奥付を確認したのに倣って、この2冊の奥付を見て置く。
奥付上部の関係者については1月7日付(1)に引用してある。
『豊島の民話』は下部に子持線(8.4cm)に挟まれた間(3.9cm)に発行日や発行所等の記載がある。
『豊島の歳時記』は下部に子持線(8.7cm)に挟まれた間(3.8cm)に発行日や発行所等の記載がある。なお、子持線(太線と細線)の幅は、『豊島の民話』は0.1cmなく『豊島の歳時記』は0.1cm強である。
子持線の上に『豊島の民話』には、
豊島図書館
郷土シリーズ・第2集豊 島 の 民 話
とある。シリーズ名はゴシック体、標題は宋朝体でやや大きい。他は全て明朝体。
『豊島の歳時記』には、
豊島図書館
郷土シリーズ・第3集
豊 島 の 歳 時 記
とある。シリーズ名はゴシック体、標題は明朝体の斜体でやや大きい。『豊島の民話』には、
子持線の間、左上にまづ1月7日付(1)に引いた発行年月日が入り、続いて右寄せで、『豊島の民話』には、
編集・装幀 豊 島 図 書 館
印刷 レアル印刷株式会社
発行 東 京 都 豊 島 区*2
東京都豊島区東池袋1-18-1
電話 03(981)1111 内(427)*3
『豊島の歳時記』も明朝体で、
編集・装幀 豊島区立豊島図書館
印刷 丸正印刷紙工株式会社*4
発行 東 京 都 豊 島 区*5
東京都豊島区東池袋1―19―1
電話 03 (987)6658
とある。(以下続稿)