瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

Paul Heyse “L'Arrabbiata” (1)

岩波文庫32-426-1『改訳 片意地娘 他三篇パウル・ハイゼ作/関泰祐 訳

片意地娘(ララビアータ)―他三篇 (1953年) (岩波文庫)

片意地娘(ララビアータ)―他三篇 (1953年) (岩波文庫)

片意地娘(ララビアータ)―改訳 (岩波文庫 赤 426-1)

片意地娘(ララビアータ)―改訳 (岩波文庫 赤 426-1)

・1953年12月25日第1刷発行(192頁)
・1977年8月10日第18刷発行 ¥200 *1
・1988年10月6日第19刷発行 定価350円
 書影を2つ示した。前者のAmazon詳細ページを見るに、ここに表示されている書影ではなく紺色の帯の掛かった書影が表示される。私が見た第19刷が、この帯の掛かった刷である。
 帯の幅は7.0cm、表紙側には横組みで、最上部中央にゴシック体白抜きで「岩波文庫」ついで大きくペン字風の書体白抜きで「ノーベル文学賞作家フェア」、左下を白く角切長方形(2.4×6.3cm)に抜いて、紺のゴシック体で「パウル・ハイゼ作改訳 片意地娘 他三篇赤426-1     定価350円」この上左にゴシック体太字の斜体で右上がりに斜めに「記念復刊 」と添える。最下部右寄せでゴシック体白抜き「協賛 スウェーデン大使館」。
 表紙側折返し(5.9cm)も紺地で文字は刷られていない。ちなみに裏は白。
 背表紙側には横長のゴシック体白抜きで「《ノーベル賞作家記念復刊 四三六-一 350」漢数字は半角。
 裏表紙側、横組みで上部を白く長方形(1.0×7.7cm)に抜いて、紺のゴシック体で「岩波文庫ノーベル文学賞作家フェア特製テレフォンカード読者プレゼント」1行めは幅いっぱい、2行めは中央揃え。その0.3cm下に白い横線(5.0cm)があって、もう1本の白線(5.0cm)との間(1.6cm強)に縦長のゴシック体白抜きで、

[A] 漱石書画シリーズ②……………………………………………500枚
[B] ビゴー素描集シリーズ②………………………………………500枚
[C] 岩波文庫カバー装画・挿絵シリーズ②(小出楢重・画)………500枚

とある(幅7.7cm)。アルファベットは□に収まる。3点リーダーは[A]が50点、[C]は8点なのだが、仮に[A]を51点、[C]を9点にして示した([B]の45点は現物と同じ)。
 下の白線の下、ゴシック体白抜きで小さく白線の上より狭い幅(6.9cm)に、

●応募方法=この帯の内袖に付けた申込票にご記入のうえハガ/
 キに貼って、〒101 東京都千代田区一ッ橋2-5-5 岩波書店営/
 業部「文庫」係宛にお送りください。
●申込締切='88年12月31日(当日消印まで有効)
●抽選のうえ、'89年1月中に送呈いたします。(発想をもって当/
 選のお知らせにかえさせていただきます。)

とある。その「帯の内袖」すなわち裏表紙側折返し(5.9cm)は、上・下・右を0.2cmほど紺色にしてその内(6.6×4.8cm)を白く抜き、その中にさらに匡郭(5.1×4.2cm)を引き、左辺の左に「▼右の申込票を ハガキに貼って投函して下さい。」とある(▼は下向きで「右の申込票を」までは若干小さい)。匡郭内は上部(0.6cm)を仕切ってゴシック体横組みで「〈ノーベル賞作家フェア 読者プレゼント申込票」その下は4つに仕切られており、1つめの枠(0.9cm)は最上部に明朝体横組みで「氏 名」とあり、下部に横並びで「男女」2字分開けて最下部中央に「」。2つめの枠(1.7cm)の最上部に明朝体横組みとゴシック体で「  住 所       」とある。3つめの枠(0.9cm)にはゴシック体縦組みで、

ご希望のテレフォンカード一つを○で囲んでください。
[]漱石書画 []ビゴー素描 []岩波文庫装画

とあって、2行とも下まで詰まる。アルファベットはに収まる。4つめの枠(0.6cm)はゴシック体太字で、

雑誌図書 購読している していない

とある。「を」までが大きく二重鍵括弧は半角、以下も横長の太字。(以下続稿)

*1:6月4日追加。