瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

高梨みどり『Order-made』(06)

モーニングKC―753『Order-made④』
・二〇〇一年 五月二十三日 第一刷発行(246頁)定価505円
・二〇〇二年 四月 十九日 第二刷発行 定価505円
 書影は5月19日付(2)に示した。
 第一刷と第二刷を比較して見た。なお、6月25日付(05)に取り上げた『Order-made③』と共通する部分については一々記さない。
 カバーは一致する。カバー背表紙の欧文標題は第一刷は朱色が優り、第二刷は橙色が優る。これは褪色に拠るものかどうか不明だが、最上部の桃色は第一刷の方が色が薄くなっており、裏表紙の背表紙側が0.7cmほど褪色しており、第二刷は0.3cm程である。すなわち、第一刷の背表紙の方が褪色しているようだが、カバー全体を見るに第二刷のカバーよりも刷りの色が濃い。やはり当初は第一刷のカバーの方が刷りの色が濃かったように思われる。
 本体、全体に第二刷の方が印刷が濃い印象で、2頁(頁付なし)「CONTENTS」の模様も第一刷の方がはっきり出ている。
 246頁の次が奥付、異同は第二刷の発行日の1行が増えていること。なお「印刷所」と「製本所」は『Order-made①』第二刷に一致。
 上部に、2本の子持線(8.9cm)に挟まれた間(7.2cm)に、縦組みで編集部からのお知らせがある。『Order-made③』との異同は1段落め、

「Order-Made」第4巻は、/'00年のモーニング42号、46号、50号、/'01年の1・2合併号、7号、11号、/15号に掲載された作品を収録したも/のです。

で以下は同文。
 すなわち、講談社の週刊漫画雑誌「モーニング」に、3〜36頁「#21 魔法のクツ」、37〜70頁「#22 スーツフェスタ」、71〜104頁「#23 親父のハンバーグ」が平成12年(2000)、105〜138頁「#24 クリスマスの朝に」、139〜172頁「#25 小さな一粒に愛をこめて」、173〜212頁「#26 遥かなるROUTE66」、213〜246頁「#27 僕は何でもできるはず」は平成13年(2001)に、不定期で連載されていた。
 カラー頁なしは#23、全て2頁めに題がある。
 奥付の裏は白紙。(以下続稿)