瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

Antoine François Prévost “L'Histoire du chevalier Des Grieux et de Manon Lescaut” (1)

新潮文庫976『マノン・レスコー アベ・プレヴォー/青柳瑞穂 訳
①昭和三十一年十月五日発行
②昭和四十七年三月五日二十刷改版(240頁)
・昭和五十九年二月二十五日四十六刷 定価280円*1
・昭和五十九年十二月二十日四十八刷 定価280円*2
・昭和六十三年一月十五日五十五刷 定価280円
・平成四年十月十五日六十三刷 定価350円*3
・平成十年五月二十五日六十六刷 定価400円

マノン・レスコー (新潮文庫)

マノン・レスコー (新潮文庫)

③平成十六年六月十日六十八刷改版(302頁)定価438円
・平成二十四年五月三十日七十二刷 定価490円
・平成二十九年五月五日七十四刷 定価520円*4
 ②のカバーは昨日取り上げた新潮文庫129『椿姫』にも掛かっていた、新潮文庫の海外文学に当初共通であったデザインである。③のカバーが書影を貼付した、女性の肖像画のものである。
 やはり昨日、無声映画の『椿姫』に触れた。いろいろと興味深い映画なのだが、その中でも特に印象深かったのが、時間としては僅かだが、何度か挿入される『マノン・レスコー』の筋を追った場面だった。
 それから、2016年12月14日付「田辺貞之助『うろか船』(7)」に、田辺貞之助の随筆『うろか船』の8章め「映画について」の1節め「訳者と映画」に見える、戦後のフランス映画『情婦マノン』に関する記述を抜いて置いたことがある。しかしまだこの映画は見ていない。『椿姫』に嵌め込まれた断片の方を確認したいとも思っているのだけれども。
 とにかく、心惹かれてはいるのだけれども、なかなか読む余裕がない。そこで差当り図書館で眼にする新潮文庫岩波文庫についてメモを取りつつ、どちらかで読もうと思っているのである。(以下続稿)

*1:7月19日追加。

*2:11月26日追加。

*3:7月19日追加。

*4:11月22日追加。