瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

小泉八雲の文庫本(5)

・角川文庫1398『怪談・奇談』(5)
 2013年8月5日付(4)の続き。
【九十八版】昭和三十一年十一月十日初版発行・平成十一年五月十日九十八版発行・定価480円・287頁
 これまでのメモとなか見!検索で閲覧出来る一〇三版と比較しつつメモして置く。
 カバー表紙・表紙折返し・裏表紙は一〇三版に同じ。
 大きく異なるのはカバー背表紙で、右側に青い太線(幅0.3cm)があり、著者名と同じ高さに白抜きの斜体で小さく「Kwaidan 」とあって、左側(0.8cm)に書名等が入る。すなわち、上部にQRコード「||1-1|Y480|ラフカディオ・ハーン 怪談・奇談」標題は明朝体太字、他はゴシック体で著者名は横長の太字で詰まる。下部にゴシック体で小さく「角川文庫  」。
 カバー裏表紙折返し、上部の紹介文は2012年12月8日付(3)に引いた九十版(及び九十三版・一〇三版)と同じ作者紹介文がある。最下部の右下KBマークは同じだが、左には明朝体で小さく「カバー 暁印刷」とある。これは九十版(及び九十三版)では「カバー 暁美術印刷」で、一〇三版にはカバー印刷を担当した会社名が入っていない。
 カバー裏表紙は一〇三版に同じなのであるが、いつまでなか見!検索可能なのか分からないのでメモして置こう。左上にバーコード2つ「97840421200181920197004805」右上に「ISBN4-04-212001-6C0197 \480E定価:本体480円(税別)」、中央の紹介文は2013年8月5日付(4)に引いた九十版・九十三版・一〇三版に同じ。
 奥付、単郭(11.7×7.6cm)の内、上部に子持枠(4.6×5.0cm)があってその中の上部に横組みで標題と訳者名「怪談・奇談/田代三千稔=訳*1」があり、下部に羽を加え翼を拡げた鳳凰に「角川文庫 1398」文庫名は丸ゴシック体で算用数字はオールドスタイル。子持枠の下に縦組みで初版発行日と九十八版の発行日、「年・月・日」の位置は同じで漢数字は均等割付、「日」の下に1字分空白、「初版発行」も「九十八版発行」に合わせて均等割付。「発行者――角川歴彦/発行所――株式会社角川書店」、以下「株」と同じ高さにて「東京都千代田区富士見二―十三―三/電話〈編集部(〇三)三二三八―八四五一/営業部(〇三)三二三八―八五二一〉/〒一〇二―八一七七/振替〇〇一三〇―九―一九五二〇八」と続く。以下は「発行者/発行所」と同じ位置から「印刷所――旭印刷 製本所――コオトブックライン/装幀者――杉浦康平/本書の無断複写・複製・転載を禁じます。/落丁・乱丁本はご面倒でも小社営業部サービスセンターに/お送りください。送料は小社負担でお取り替えいたします。」文章3行は横長の文字で行間も詰まっている。若干空いて「 定価はカバーに明記してあります。」と横長の文字で入っており、匡郭の下辺の右側上に「©Printed in Japan」と横組みで入っている。この下辺の下(外側)の左端に「ハ 1-1」、右寄りにカバー裏表紙と同じISBNコード(1字分空け)Cコードがある。
 奥付の裏は角川源義「角川文庫発刊に際して」。
 目録は2014年3月13日付「「角川文庫クラシックス」の目録(3)」が14頁、詳細は2014年3月12日付「「角川文庫クラシックス」の目録(2)」に追加した。(以下続稿)

*1:ルビ「かいだん きだん/たしろみちとし」。