瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

水島新司『ドカベン』(33)

鈴木則文監督『ドカベン』(23)
 昨日の続きで『映画『トラック野郎』大全集』によって『トラック野郎』シリーズに出演していることが確認出来る本作出演者について。
 9月17日付(07)に取り上げた【18】の10名のうち3名、蓮見里美は第四作「初枝:」として出演している。
 森祐介は第五作「新婚 夫:」第七作「受付:」の2作に出演している。
 実はその後、第五作『トラック野郎 度胸一番星』を見たので、この「新婚 夫」の出演シーンは確認した*1

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 正直な感想としては、私には合わない、と思った。私は8月14日付「幸田文『おとうと』(1)」に述べたように、無駄遣いをする人が嫌いなのだが、それ以上に無駄に物を破壊するような振舞も苦手なのである。完全に貧乏性である。――私が戦争を憎むのは、平和を愛するからと云うよりも無駄遣いと破壊とを憎むからである。そのくらい、貧乏性なのである。同様の理由で、宇宙旅行ビジネスなんて何のためにやるのかさっぱり分からない*2
 もちろん、笑えるところもあったし、十数年前に2度出掛けたことのある佐渡の風光も懐かしかったが、エピソードの積み重ね方・組み立て方も、シリーズを見続けている人にとっては待望されるお馴染みのシーンの登場として違和感なく見られたのだろうけど、私にはどうも、有機的に繋がっていないように思われたのである。――シリーズの他の作品も見るつもりではあるのだけれども。
 高橋利通は第三作「?:高橋利通」第四作「?:高橋利通」第六作「愚連隊E:高橋利道」第八作「?:高橋利道」の4作。「利道」が別人としたら、わざわざこんな紛らわしい名前で出て来るとも思えないので、同一人物が読みは同じで字を変えただけだと思うのである。
 9月18日付(08)に取り上げた【20】の12名のうち2名、勝光徳は第五作「警官C:」第七作「真珠観音:」の2作に出演、山浦栄は第一作「運転手:」第二作「警官:」第三作「*ドライブインの客」第五作「警官6:」第六作「*教習所教官:」第八作「?;」第十作「?:」の7作に出演している。(以下続稿)

*1:前回見た、トラック運転手たち3人は、予習不十分で見分けが付かなかった。

*2:2021年4月24日追記】最近ではオリンピック延期が壮大な無駄使いの好例であろう。