瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

『こども妖怪・怪談新聞』(1)

・日本民話の会 監修『別冊家庭画報「こども怪談新聞」学校編』二〇〇〇年七月一〇日発行・定価1,200円・世界文化社・159頁・B5判並製本

こども怪談新聞 (学校編) (別冊家庭画報)

こども怪談新聞 (学校編) (別冊家庭画報)

水木しげる 監修『別冊家庭画報「こども妖怪新聞」』二〇〇〇年九月一日発行・定価1,200円・世界文化社・159頁・B5判並製本
こども妖怪新聞―ようこそ、妖怪の世界へ! (別冊家庭画報)

こども妖怪新聞―ようこそ、妖怪の世界へ! (別冊家庭画報)

水木プロダクション 日本民話の会 監修『こども妖怪・怪談新聞』2017年7月30日初版第1刷発行・定価1,800円・世界文化社・319頁・B5判並製本
こども妖怪・怪談新聞

こども妖怪・怪談新聞

 昨年、某市立図書館で『こども妖怪・怪談新聞』と『こども妖怪新聞』が書棚に並んでいるのを目にして、手に取って見た。『こども妖怪新聞』は『こども妖怪・怪談新聞』の前半に「こども妖怪・怪談新聞 第一部」としてそのまま収録されているのであるが、『こども妖怪・怪談新聞』の奥付の囲み(1.7×7.3cm)に、

本書は2000年刊行の『こども妖怪新聞』と『こども怪談新聞 学校編』/の内容を再編集して1冊にまとめ、一部新規原稿を加えたものです。/刊行にあたり、連絡の取れなかった権利者の方が若干名いらっしゃい/ます。お気づきの方は、編集部までご連絡ください。*1

とある後半「こども妖怪・怪談新聞 第二部」として収録されている『こども怪談新聞 学校編』は所蔵されていなかった。それで結局、当時記事にしなかったのだが、その後、正月明けに久し振りに訪れた某区立図書館で『こども怪談新聞 学校編』を見た。すっかり忘れていたが『こども妖怪新聞』より前に、こちらの方を見たことがあったのだった。そこで借りて帰り、その後、年末に借りた本の返却のため某市立図書館に行った際に、児童書の棚を見たのだが『こども妖怪新聞』しかない。『こども妖怪・怪談新聞』を検索しても何故か、あったはずの『こども妖怪・怪談新聞』がヒットしない。そこで仕方なく返却期限が迫っていた別の市立図書館が所蔵していることを知り、貸出中であったが予約したところ、当時借りていた本の返却期限までに取り寄せてもらえたので、漸く3冊を並べて比較することが出来た。
 さて、刊行順は上に示した通りなのだけれども、合本の『こども妖怪・怪談新聞』は『こども妖怪新聞』の方を先にしている。以下『こども妖怪・怪談新聞』を基準にして、対応関係を確認して見よう。(以下続稿)

*1:二重鍵括弧は半角、数字は2/3字分。