瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

桂米朝『米朝ばなし 上方落語地図』(5)

講談社文庫
 第1刷と第2刷を比較して見た。
 カバー表紙は一致、書影は1月3日付(1)に示した。
 カバー背表紙の異同は最下部の「\580」が「P580」に変わっていること、カバー裏表紙の異同も右上隅に小さく横組みで、標題/副題著者名に続いて、少し空けて「定価580円」とあったのが「定価600円/(本体583円)」に変わり、最下部の1行、ISBNコードとCコードに続いて「\580E (0)」とあったのが「P600E (1)」に変わっていることで、全て消費税導入に関連したものである。
 カバー折返しも一致。
 本体は奥付の前の白紙まで恐らく一致。
 奥付は横組みで、異同は、講談社文庫のマークの下「定価580円」とあったのが「 定価はカバーに/表示してあります」に変わり、発行日が第1刷は1行で上下に1行分の空白があったのが、第2刷は2行で上下の空白は1行弱とやや狭くなっていること、「発行者――」が「加藤勝久」から「野間佐和子」に変わっていること、「電話」の下に「振替 東京8-3930」とあったのがなくなり、次の「Printed in Japan」が詰まっていること、ISBNコードの上の「落丁本・乱丁本」についての2行の断り書きの末尾、右詰めで「(庫二)」とあったのが「(庫)」に変わっていること。なお、上部にある著者紹介は5年4ヶ月半を経ているが変えていない。
 奥付裏の「講談社文庫刊行の辞」は同じ。
 3段組の目録、第1刷は「講談社文庫 目録」が4頁、1頁め芥川龍之介から伊藤肇まで、2頁め五木寛之から色川武大まで、3頁め石川英輔から梅原猛小松左京多田道太郎の共著まで、4頁め池上三重子から岡潔までで下左に横組みで「昭和59年6月15日現在」とある。各頁内でも頭文字は50音順だが2文字めは五十音順になっていない。第2刷も同様で、「講談社文庫 ノンフィクション作品」が4頁、1頁め青木雨彦から上野明まで、2頁め上野明から鎌田慧、3頁め金子信雄から佐藤綾子まで、4頁め佐藤綾子から竹内均まで。(以下続稿)