昨日の続きで、217〜219頁「あとがき」からも、9月24日付（１）に抜いた「はじめに」と同様に、編集について述べた箇所を抜いて置きましょう。段組なしで、下部の脚注欄は空いていますが注はありません。
218頁15行め〜219頁2行め、
この本の中で僕がはたした役割りなんて、ほんの小さなものにすぎない。投稿し／てくれた諸君､『投稿写真』で僕の元へ報告をくれる２５００人のエッチでワルで／元気なＪ・Ｃ・Ｉ・Ａ*1会員諸君の力なしではこの本は出版されなかったはずだ。そし／て、直接僕を知らなかったみんな。僕の元へウワサが伝わってくるまでにはきっと／キミの耳と口を通り過ぎているに違いない。感謝するぜ！ もしキミが、聞いたウ【218頁】ワサを誰かに伝えなかったら、この本のウワサのひとつは載っていなかったかもし／れない。みんなの見えない“くちびるネットワーク”がこの本を作った。
それから、「はじめに」と9月25日付（２）に抜いた9頁下段注2と重なる219頁12〜13行め、
そして我々の「ウワサ」基地としてページをかしてくれた『投稿写真』『ポップ／ティーン』『ａｎ』『ＧＯＲＯ』『パラダイスGoGo！ 』にもありがとうを言おう。
も抜いて置きます。これらの雑誌の石丸氏の連載も、必要があれば確認することになりましょうから。
前半の「ウワサを追いこせ」と云う標題について説明した箇所も見て置きたいのですけど、長くなりますので今回は割愛します。
223〜220頁「総索引」は横組みで左右2列、内容を20字程度に纏めて細かく列挙されています。
224頁の下部は奥付で、上部に送電塔を背景にした著者の写真と紹介文があります。
もっと細かく紹介しようと思えば出来ますけど、このくらいにして置きましょう。何となれば、ブログ「BEAT-MANgus(椣平夢若食い散らかし記) 」の2007-04-26「もいちどウワサを追いこせ！」が書影も示して、もっと簡明に本書を紹介しています。椣平氏は毎月の[１]位にランク付された記事の見出しを列挙していますので、9月27日付（４）に挙げたＣＯＮＴＥＮＴＳの見出しと対照させればもう少し本書の内容を察する手懸かりになるでしょう。
椣平氏が1位の記事を列挙して「ふう。それにしても斉藤由貴男ってホント人気者。」と述べている斉藤由貴男ですが、メタルトロン（男性）のブログ「メタルトロンのブログ」の2017-08-04「君は怪人・斉藤由貴男を知っているか？」は、本書を主たる資料として斉藤由貴男の足跡を辿っています。そして、
そして、斉藤由貴男は、「斉藤由貴の未来は確かなものと確信できるので引退を決意した。」と書き（確が重複してる気が）、ついに怪人・斉藤由貴男は昭和の闇に消えたのです…。
と思ったら、この後もちょくちょくアイドル業界を騒がせます。
長くなったので、その話は、またの機会に。
と続稿を予告しているのですが、現在、この記事が最新記事となっています。――この引退宣言後の斉藤由貴男の活動ですが、やはり本書から拾うことが出来ます。ちなみに「確かなものと確信」の「確」は、対象が異なるので（ちょっと煩い気はしますが）構わないでしょう。（以下続稿）
*1:ルビ「ジェリー・Ｃ・Ｉ・Ａ」。
