これも下書き記事から。2013年3月6日に登録し、2013年3月8日に保存してそのままになっていた。『三浦老人昔話』には2017年5月1日付「岡本綺堂の文庫本(5)」に触れたことがある。
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・光文社文庫『鎧櫃の血』(1)
2012年11月22日「岡本綺堂の文庫本(2)」の続きで、光文社文庫の岡本綺堂について。これまでは生前の編成を崩して新たに編集したものであったため、記事の題に標題を示さなかったが、これは「三浦老人昔話」がまとめて収録されている。最近「三浦老人昔話」の題で中公文庫にも収録された。よって「三浦老人昔話」を記事の題として、メモして置く。
・光文社文庫(光文社時代小説文庫)
『鎧櫃の血 岡本綺堂怪談集』昭和63年5月20日初版1刷発行・定価420円・296頁。
- 作者: 岡本綺堂
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1988/05/20
- メディア: Kindle版
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カバー背表紙、黒地にゴシック体白抜きで上部に「お|6-7|420 岡本綺堂*1」中央に「鎧櫃の血岡本綺堂巷談集*2」下部に「光文社時代小説文庫」とKOBUNSHABUNKOマーク。
カバー表紙、最上部緑色地に「光 文 社 時 代 小 説 文 庫」その下、朱色地に白抜きゴシック体で大きく標題*3、その下に黒ゴシック体で小さく「岡本綺堂怪談集岡本綺堂*4」その下が装画で誰もいない遠景に低山、近景に畑や雑木林のある岡を配し、その麓から水田が拡がり、茅葺き農家が1軒、手前右は海道らしく老松が2本、天狗の面を背負った行者の後ろ姿ともう1人*5が描かれる。左下に「光文社」の文字と黄色のKOBUNSHAマーク。
カバー裏表紙、上部に、上に0.6×8.6cm、下に0.5×8.6cmの緑色の長方形、ともに白抜きで上のものには「光 文 社 時 代 小 説 文 庫」下のものには右寄せで「光文社」とある。この間(4.2cm)に横組み、ゴシック体で標題と著者名*6、明朝体で4行の紹介文「「三浦老人の話は、およそ二十四、五枚の短編である。/単彩の話題をとらえて、人生の断面を衝き、時代相と/生活が渾然と融け合っている…。「江戸」がすっかり懐ろ/に収まっている趣きである」(解説より)。全十八編収録。」その下に2行【著者略歴】。中央やや下に1行にISBNコードとCコードと「\420E 定価420円」。
カバー表紙折返しは下部に「カバーイラスト 堂 昌一」とあるのみで他は余白。カバー裏表紙折返しは上部にゴシック体で「光文社時代小説文庫絶賛発売中!/[ 岡本綺堂傑作群 ]/●半七捕物帳 全六巻/●鎧櫃の血〈最新刊〉」、最下部左寄りに「カバー印刷 半七写真印刷/format design : Shôji KAMEGAI」とある。
1頁(頁付なし)扉に横書きで「光文社文庫/岡本綺堂巷談集/鎧櫃の血/岡本綺堂/KOBUNSHAマーク*7」下部に「光文社」、3~4頁(頁付なし)目次で3頁が「三浦老人昔語」*8、4頁が「新集巷談」と「解 説 岡本経一*9」、5頁(頁付なし)「三浦老人昔話」の扉。7頁から本文で200頁まで、12篇。201頁「新集巷談」の扉で、203~289頁、6篇。1頁17行、1行42字。290~296頁「解説」題下に「岡本経一*10」とあってその左の( )内に2行「岡本綺堂養嗣子/ 青蛙房主人」とある。その次に奥付、裏に光文社文庫編集部「お願い」。最後に「◆ 光文社文庫 目録 ◆」3段組、1段に20点で6頁。
・光文社文庫(光文社時代小説文庫)新装版
『鎧櫃の血 新装版』2006年6月20日初版1刷発行・定価533円・309頁
- 作者: 岡本綺堂
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: 文庫
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カバー背表紙、黒地に白抜きで、上部「お|6-26|\619 岡本綺堂*12」中央に標題*13、その下に小さく[新装版]、下部に「光文社時代小説文庫」とKOBUNSHABUNKOマーク。一番上の「お」のみ明朝体、他はゴシック体。
カバー裏表紙、左上にバーコード2つ、その下に「岡本綺堂」の写真、右上、横組みで「鎧櫃の血[新装版]/岡本綺堂*14」と題して明朝体12行(1行14行)の紹介文で、初めの10行は末尾に「(岡本経一氏「解説」より)」とあるように、旧版の紹介文と同じ箇所を若干旧版より多めに引用している。そして「 三浦老人昔話の他に、新集巷/談六編を加えて、全十八編収録。*15」の2行があり、全体としては旧版の紹介文を増補したものとなっている。その下に横線があって、ISBNコード/Cコードと「\619E」/「定価(本体619円+税)」その下に横線。
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この記事は2012年11月22日付「岡本綺堂の文庫本(2)」を下敷きにしているので、続けて新装版の本体についてもメモして置くつもりだったのだが【以下未着手】となっている。