瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

山本禾太郎『抱茗荷の説』(10)

 戦前の神戸と云うことで山本禾太郎関連記事を思い出し、暑いのか寒いのか分からぬ気候と先の見えない連休にぼんやりしたついでに、久し振りにネット検索して見ました。
 2015年10月3日付(08)に単行本『抱茗荷の説』を所持している旨の2014年5月22日20:22 の tweet を紹介した「ゆーた」氏が、その後、2016年10月23日 9:45 の tweet にて、所持している単行本『抱茗荷の説』2種の奥付のうち、標題と印刷発行日の部分の写真を挙げており、うち1冊は「刷印日十二月六年一十二和昭/行發日五廿月六年一十二和昭」、もう1冊は「刷印日 十 二月一十年一十二和昭/行發日五十二月一十年一十二和昭」となっていることに、まづ驚かされました。
 これに対する日下三蔵2016年10月23日 0:39 の返信 tweet によって、2015年9月27日付(02)に触れた、日下氏が平成12年(2000)に入手した単行本『抱茗荷の説』が、15年以上経った当時も日下家の何処やらに埋もれたままで、発掘されていないことが分かります。そしてその後、見付かったと云う tweet もなされていないようですから、20年近く埋もれていることになります。これにもやっぱり驚かされたことでした。
 私の山本禾太郎関連記事も色々追加で調べたりしないといけないのですが、調べていた当時のメモを埋もれさせているので(何処を発掘すべきかはわかっているのですが)俄かに取り掛かれません。(以下続稿)
2019年11月21日追記】今年の7月31日から8月3日まで、ヤフオク!に『抱茗荷の説』が出品され、カラーで殆ど痛みのない書影と目次の写真が掲出されていた。21000円で落札されている。
2021年4月27日追記】「ゆーた」氏が2021年2月28日21時35分の tweet にて、『抱茗荷の説』2種の書影(!)をカラー写真で『小笛事件』『消える女』とともに(!)紹介している。