瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

わが世代『大正十年生まれ』(1)

河出書房新社編集部編『わが世代 大正十年生まれ』一九七九年八月二五日初版印刷・一九七九年八月三〇日初版発行・定価780円・253頁・四六判並製本

 私はこのシリーズの『昭和十三年生まれ』を父の書架に見て、しかし父は昭和13年(1938)の早生まれだから昭和13年度の人たちの1学年上なので、今からすると読んでいて若干もやもやしなかったかと思うのだけれども、当時はそんなことは気にしていなかった。‥‥いや、やっぱり気になったように思う。
 奥付の裏の目録、匡郭(15.6×9.5cm)の上にゴシック体横組みで「河出書房新社★好評シリーズ」とあり*1、横線で上中下の3つに仕切り、上欄(5.6cm)は右を狭く縦線(1.0cm)で仕切って「●シリーズ わが世代  各780円」とあって、明朝体で標題をまづ既刊5点「昭和十三年生まれ/昭和二十二年生まれ/昭和六年生まれ/昭和三十一年生まれ/大正十年生まれ」と列挙し、ついで4点、その1点めの右上にゴシック体で小さく「(続刊)」と添えて「昭和十一年生まれ/昭和四年生まれ/昭和十六年生まれ/大正十五年生まれ」最後の1点は左中央にゴシック体で小さく「(付・昭和元年生まれ)」と添える。中欄(5.0cm)は右の枠(1.4cm)に「●各駅停車全国歴史散歩  全48巻   各880円   」既刊7点と〈続刊〉5点5冊、下欄(4.9cm)は右の枠(1.0cm)に「●シリーズ 人生読本 各680円」8点。――『人生読本』ももっと刊行されていると思う。『わが世代』もここには9点挙がるが、最終的に別冊も含め15点が刊行された。何冊か借りて見たこともあるが、恐らくその全てを当ブログに取り上げることはないと思うのでここに書影だけでも挙げて置こう。
・わが世代『昭和十三年生まれ』
わが世代昭和十三年生まれ

わが世代昭和十三年生まれ

・わが世代『昭和二十二年生まれ』
・わが世代『昭和六年生まれ』
・わが世代『昭和三十一年生まれ』
 刊行順に並べるとここに『大正十年生まれ』が挟まる。
・わが世代『昭和十一年生まれ』
・わが世代『昭和四年生まれ』
・わが世代『昭和十六年生まれ』
・わが世代『大正十五年生まれ』
・わが世代『昭和二十年生まれ』
・わが世代『昭和八年生まれ』
・わが世代『昭和二十六年生まれ』
・わが世代『昭和三十五年生まれ』
・わが世代 別冊『昭和ヒトケタ第一学年-昭和二年遅生まれ・昭和三年早生まれ-』上田哲編著・わが世代『昭和二十九年生まれ』
 大正10年(1921)から昭和35年(1960)までの40年のうち15年がカバーされている。(以下続稿)

*1:但し私の見た本は、恐らく貸出期限票を剥がしたときであろう、紙の表面が剥がれて最後の4字は殆ど読めなくなっている。