昨日の続きで「現代民話」の2冊め。要領は昨日に同じ。
⑪『学校の怪談』編集：岩倉千春・235頁・108話
1章め「トイレの怪」扉（頁付なし）15頁、章解説16～17頁（岩倉千春）
一 赤い手、青い手 新潟県（群馬県 小沢清子）18～19頁
二 手が出る（女子大学生／報告 樋口淳）20頁
三 赤い紙、白い紙 大阪府（報告 萬屋秀雄）21頁
四 赤い紙、青い紙 千葉県（女子大学生／報告 大島広志）22頁
五 花子さん――㈠三番目の花子さん 岩手県（岩手県 八重樫哲）23頁
六 花子さん――㈡何して遊ぶ？ 北海道（北海道函館市 松本雅）24～25頁（25頁挿絵）
七 花子さん――㈢遊びましょう（女子大学生／報告 樋口淳）26頁
八 太郎くん 北海道（北海道函館市 栗下直美）27頁
九 赤いマント、青いマント 長野県（長野県 塩原恒子）28頁
十 赤いマントはいらないかい（女子大学生／報告 樋口淳）29頁
十一 赤いはんてん着せましょか（専門学校男子学生／報告 大島広志）30～31頁
十二 赤いちゃんちゃんこ（男子大学生／報告 樋口淳）32頁
十三 真っ赤な通知簿（大学生／報告 三原幸久）33～34頁
十四 あかずの便所 兵庫県（鳥越信／報告 松谷みよ子）35～40頁（39頁挿絵→章扉カット）
十五 時計泥棒 兵庫県（鳥越信／報告 松谷みよ子）41～43頁
十六 助けてくれ 北海道（報告 大橋和子）44～45頁
十七 紫ばばあ（女子短期大学生*1／報告 三原幸久）46頁
十八 四時ばばあ（男子大学生／報告 三原幸久）47頁
十九 かみをくれ（大学生／報告 三原幸久）48～49頁
二十 足はどこ（女子大学生／報告 三原幸久）50～51頁
二十一 さかさまの幽霊（男子大学生／報告 樋口淳）52～53頁
二十二 見～つけた（女子短期大学生／報告 岩倉千春）54～55頁
二十三 お待たせ（女子大学生／報告 三原幸久）56～57頁
2章め「真夜中の特別教室」扉（頁付なし）59頁、章解説60頁（岩倉千春）
二十四 真夜中に鳴るピアノ――㈠ 群馬県（富山義規／報告 清水和枝）61頁
二十五 真夜中に鳴るピアノ――㈡（女子大学生／報告 大島広志）62頁
二十六 血まみれのピアノ（男子大学生／報告 樋口淳）63～64頁
二十七 絵と幽霊 大阪府（大阪府 波多江正美／報告 加藤孜子）65～67頁
二十八 モナリザ（女子中学生／報告 常光徹）68頁
二十九 美術室の赤いドア 北海道（北海道函館市 金田祥子）69頁
三十 理科準備室の骸骨（東京都 高津美保子）70頁
三十一 がいこつ 東京都（小学生／報告 常光徹）71頁
三十二 人体模型が動く（大学生／報告 樋口淳）72～73頁（73頁挿絵→章扉カット）
三十三 宿直の怪 兵庫県（兵庫県 玉井義明）74～75頁
三十四 工事事故のたたり 群馬県（報告 山本茂）76～77頁
三十五 抜け出した魂 宮城県（報告 松谷みよ子）78頁
三十六 歩く人形 北海道（千葉県 藤かおる）79～80頁
三十七 校長先生の写真（女子大学生／報告 樋口淳）81～82頁
三十八 逆回りする時計（男子大学生／報告 岩倉千春）83頁
三十九 あかずのピアノ（女子大学生／報告 大越麻弥）84頁
四十 上からのぞいていた看護婦（女子短期大学生／報告 岩倉千春）85～87頁
3章め「怪談はいたるところに」扉（頁付なし）89頁、章解説90頁（岩倉千春）
四十一 数が足りない 高知県（報告 小松清明）91～95頁
四十二 十二段が十三段に（女子大学生／報告 岩倉千春）96頁
四十三 非常階段の白い手（男子大学生／報告 大島広志）97～99頁（98頁挿絵→章扉カット）
四十四 絵から抜け出す子供（男子大学生／報告 岩倉千春）100頁
四十五 同級生や先輩の幽霊 北海道（山田洋次／報告 松谷みよ子）101～102頁
四十六 鏡に死顔がうつる 栃木県（報告 斎藤由美）103～104頁
四十七 はずされた鏡――㈠反対の手をあげる（女子大学生／報告 大島広志）105頁
四十八 はずされた鏡――㈡姿は映らない（女子大学生／報告 大島広志）106～107頁
四十九 教科書を読む声 富山県（富山県 石崎直義）108～109頁
五十 戻ってくるスヌーピー 宮城県（女子大学生／報告 大越麻弥）110～111頁
五十一 飛んでくる人形 秋田県（女子大学生／報告 樋口淳）112～114頁
五十二 同級生が子供のままで（男子大学生／報告 樋口淳）115～117頁（116頁挿絵）
五十三 お城ののろい 茨城県（女子大学生／報告 岩倉千春）118頁
五十四 元兵舎の幽霊 青森県（女子大学生／報告 樋口淳）119～120頁
五十五 壁の爪あと（女子短期大学生／報告 常光徹）121～122頁
4章め「校庭には奇怪なことが」扉（頁付なし）123頁、章解説124頁（岩倉千春）
五十六 プールの怪 千葉県（男子大学生／報告 大島広志）125～126頁
五十七 手が引っ張る（男子大学生／報告 三原幸久）127～128頁
五十八 背中におじいさんが（女子短期大学生／報告 岩倉千春）129～130頁
五十九 二宮金次郎――㈠校庭十周（女子大学生／報告 樋口淳）131頁
六十 二宮金次郎――㈡陸上部の子をぬかす（中学生／報告 常光徹）132頁
六十一 マリア像の顔型（女子高校生／報告 大越麻弥）133～134頁
六十二 マリア像が手をぶつけて 神奈川県（女子大学生／報告 三原幸久）135～136頁
六十三 兵隊さんが行進 東京都（報告 関徹也）137頁
六十四 グランドを走る足（女子短期大学生／報告 岩倉千春）138頁
六十五 写真に写らない場所 大阪府（波多江正美／報告 加藤孜子）139～140頁
六十六 グランドの水道（男子大学生／報告 樋口淳）141～143頁（142頁挿絵）
六十七 テコテコおばけ（女子大学生／報告 大島広志）144～145頁
六十八 テケテケ（女子大学生／報告 樋口淳）146～147頁
六十九 テスト返せ（女子中学生／報告 常光徹）148頁
七十 掃除をさぼって（専門学校男子学生／報告 大島広志）149～150頁
七十一 軍律の重み 北海道（丹羽修／報告 平岡崇子）151～152頁
七十二 おまえ見たな 福井県（報告 松谷みよ子）153～154頁
七十三 かやを引っ張る女（報告 伊藤亮子）155～156頁
七十四 ランニング幽霊 茨城県（東京都 中本勝則）157～159頁（158頁挿絵→章扉カット）
七十五 星見る少女 茨城県（菊地奈緒子）160頁
5章め「七不思議とジンクスと」扉（頁付なし）161頁、章解説162頁（岩倉千春）
七十六 旧制高校の七不思議 鹿児島県（東京都 吉沢和夫）163～164頁
七十七 Ｔ商の七不思議 群馬県（平石亘）165～167頁
七十八 七不思議（女子短期大学生／報告 米屋陽一）168～169頁
七十九 七不思議を全部知ると（女子大学生／報告 樋口淳）170頁
八十 もとは墓地（男子大学生／報告 樋口淳）171～172頁
八十一 池や井戸のぬし 埼玉県 173～174頁
八十二 さわると祟る箱（男子大学生／報告 樋口淳）175～176頁
八十三 木の祟り（女子大学生／報告 大島広志）177～180頁（179頁挿絵→章扉カット）
八十四 親知らず子知らずの歌（男子大学生／報告 樋口淳）181～182頁
八十五 13組の13番（男子大学生／報告 樋口淳）183～184頁
八十六 涙雨（報告 大平美穂）185頁
八十七 一緒に旅行に行きたくて（女子大学生／報告 三原幸久）186頁
八十八 魂のおとずれ 宮城県（高橋昭子／報告 松谷みよ子）187～191頁
八十九 肝試しで 長野県（男子中学生／報告 常光徹）192頁
九十 合掌している写真 大阪府（大学生／報告 三原幸久）193頁
6章め「笑える話やおかしなうわさ」扉（頁付なし）195頁、章解説196頁（岩倉千春）
九十一 あだ名――㈠あかつきの君 東京都（埼玉県 常光徹）197頁
九十二 あだ名――㈡ルーズベルト 山形県（久保田耕一／報告 矢崎利江子）198頁
九十三 あだ名――㈢過分数 熊本県（東京都 大村あい）199～201頁（200頁挿絵→章扉カット）
九十四 あだ名――㈣カント 山形県（神奈川県 中村亮雄）202頁
九十五 武藤と無灯火（新潟県 おい、それとってくれ……／報告 ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン）203頁
九十六 持ち物に名前 埼玉県（天野玲子／報告 矢崎利江子）204頁
九十七 ＤＤＴの諸君！ 東京都（東京都大田区 吉沢和夫）205～206頁
九十八 あなたは、だぁれ？（福島県 コボちゃん／報告 ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン）207～208頁
九十九 カツシン教授（埼玉県 ナイトメア／報告 ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン）209頁
百 落ちるかどうか心配で 東京都（東京都大田区 吉沢和夫）210～213頁（212頁挿絵）
百一 カレーライスのつくりかた（男子大学生／報告 大島広志）214頁
百二 福沢諭吉の鼻に 東京都（女子大学生／報告 大島広志）215頁
百三 津田梅子の像に詣でると 東京都（大学生／報告 大島広志）216頁
百四 お受験――㈠小物まで採点 東京都（女子大学院生）217～218頁
百五 お受験――㈡靴紐を結んでいただけ（大学生／報告 大島広志）219頁
百六 将来は老人ホーム 東京都（男子大学生／報告 大島広志）220頁
百七 三十三間堂のろうそく（女子大学生／報告 大島広志）221～222頁
百八 一流ホテルと高校生（広島県 宮島もみじ／報告 ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン）223～225頁
章解説を1頁にすることで、収録話数を増やしているようである。気になるのは、――話者の居住地について、殆どが都道府県までしか示さないのに、函館市と大田区だけ特記されているのは何故だろう。その一方で、特に大学の教員のアンケート調査に地名に無頓着なものが多い（らしい）のも、そんな調査で良いのかと思ってしまう。（以下続稿）
*1:「女子期短大学生」と誤っているが検索の便宜のために修正した。
