・装幀
昨日の続きで①初版と②改訂版を比較して見よう。
①②ともに新書判並製本、
①のカバーは実際の麻布を被せたかのような布目模様のビニールのカバーである。屋外で使えるよう、手に馴染み、かつ耐久性のあるものを目指したのであろう。
②のカバーは緑色の厚紙で、横縞を刷り出したエンボス加工がなされている。紙なので①よりも厚いが、これで製造コストを下げつつ、やはり屋外で手に馴染むものを目指したのであろう。
カバー表紙は横組みで、①②ともに上部に明朝体太字で大きく標題、②は下に「改 訂 版」と明朝体太字で添える。①中央右上にゴシック体で「編 八王子事典の会」として、少し空けて右寄せで小さくゴシック体で「相 原 悦 夫／小 林 明／佐 藤 広／柴 田 隆 行／馬 場 喜 信」と添える。②も同様に「八王子事典の会」として、空けずに小さく「相 原 悦 夫／河 津 美穂子／小 林 明／佐 藤 広／柴 田 隆 行／野 島 和 之／馬 場 喜 信／光 石 知恵子」と3人増えて8名が並ぶ。下部中央にゴシック体でごく小さく「か た く ら 書 店」と版元名があるのは同じ。
カバー背表紙、縦組みで①は上部に大きく明朝体太字で標題、中央にゴシック体で「八王子事典の会 編」、下部にゴシック体でごく小さく「か た く ら 書 店」とある。②は標題の下に横並びの明朝体太字でごく小さく「改訂版」を挟み、中央は「八王子事典の会」のみになっている。私の見た本は下部が分類票貼付のため殆ど見えないが恐らく①に同じ。
カバー裏表紙、最下部に①ゴシック体でやや右寄り「定価 2､500円(本体 2､427円)」その下に右詰めでOCR-B「ISBN4-906237-77-0 C0521 P2500E」。②は中央揃えで「定価：本体 2, 500円（税別）／ISBN4-906237-78-9 C0521 ￥2500E」。
見返し（遊紙）は辞書用の白紙が使われている本文用紙よりも若干厚く黄味を帯びている。（以下続稿）
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5日ほど前に庭の白梅が1輪咲いた。既にびっしり桃色の蕾を付けていた。その蕾の頃から、たまに目白や四十雀の番が訪ねて来ていたのだが、今日は目白の番が来て10輪ほどになった花を巡って蜜を吸っていた。そのうち蜜蜂が何十匹も飛んで来てうなりを上げながら蜜を集めて回ることだろう。その辺りは、例年の春とまるで変わらない。
