瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

道了堂(39)

・馬場喜信『流域紀行八王子』(2)
 昨日の続きで、第一部「流域紀行八王子」の細目を見て置こう。要領は4月16日付(35)に見た、同じ「東京新聞ショッパー」八王子・日野版への連載を元にした『峠と路』第一部「八王子の峠と坂道」に準ずる。本文末、改行して下詰めでやや小さく附されている(掲載年月日)は題に添えて示した。見開きの左(奇数)頁に図版、写真でないのは①のみ、位置は横長のものは「上」で縦長写真は「左」としてある(正確には左上)。
 八王子の川と丘陵(78・5・26)
 3頁上「八王子の川と丘陵」概念図
 谷地川)(78・6・16)
 5頁左「戸吹町を流れる谷地川、この辺りまでさかのぼると水も澄んでくる
 谷地川)(78・7・21)
 7頁左「谷地川の水源――谷地田のふちを行く小道をたどると、丘の頂に出る.高圧線鉄塔のところが尾根
 大谷川(78・9・22)
 9頁左「大谷弁財天と弁天池――ひよどり山一帯からわきだした清水が集まって池をつくり、そこに水の神がまつられている
 谷野川(78・10・13)
 11頁左「谷野交差点に立つ里道開鑿記念碑
 大栗川)(78・10・20)
 13頁上「大栗川の水源にある池、樹木が密生していて池のほとりに出ることもできない
 大栗川)(78・11・17)
 15頁左「多摩ニュータウン建設に伴う河川改修工事で大栗川は放水路となった
 大栗川)(78・12・11)
 17頁左「別所の長池ジュンサイサワギキョウなどの水生植物が豊富だったという
 鑓水の二つの谷(81・1・23)
 19頁左「絹の道=板木谷戸の風景、 冬の日ざしが明るい
 中川と申川(81・2・27)
 21頁左「丘を背にあたたかそうに建つ農家――中山の谷にて
 村中川(81・4・17)
 23頁上「多摩ニュータウンの造成工事たけなわ―昭和55年11月撮影
 寺沢川(81・3・27)
 25頁左「旧観をとどめる谷戸の風景――/寺沢の旧道で
 川口川)(79・1・26)
 27頁上「川口川の北の源流から見た今熊山と檜原村方面.正面奥に戸倉城山があり、直下はなぞを秘めた逆川
 川口川)(79・2・9)
 29頁左「冬の今熊山―山ろくでは雑木林を伐採して薪炭づくりが行われていた
 川口川)(79・4・20)
 31頁左「川口川戸沢付近――川原にかけられた小さな木橋が生活のにおいを感じさせる
 谷戸(81・5・22)
 33頁左「谷渡川の入り口近くの御岳神社にて――丘すそを小路がゆく
 湯殿川)(79・4・27)
 35頁左「湧き水を利用した池――/片倉城跡公園にて
 湯殿川)(79・5・25)
 37頁上「最後に行く手をさえぎった標高342.7㍍の山、ここが湯殿川の水源
 兵衛川(79・6・22)
 39頁左「市指定天然記念物スダジイ/――宇津貫の毘沙門天境内
 寺田川(79・7・17)
 41頁上「寺田谷から相原の鍛冶谷へ抜ける切り通し、稜線の道は左右の崖の上にある
 山入川(79・8・31)
 43頁左「はるかな山中の里を想わせる遠野谷戸、その地に建つ百万遍供養塔
 入山川(79・9・14)
 45頁左「入山川林道の風景――明るい谷の散策路だ
 小津川(79・9・21)
 47頁左「道しるべを兼ねた庚申塔――小津から案下への道を知らせる
 醍醐川(79・10・19)
 49頁左「第五の谷。森久保の集落――南の小丘の上から見る
 案下川(79・11・16)
 51頁左「和田峠明王峠の眞之山稜をゆく道――冬の陽光がまぶしい
 駒木野沢・板当沢(81・7・10)
 53頁左「板当沢源頭の山.水平にのびるのは滝の沢よりの林道
 滝沢川(81・6・12)
 55頁左「清龍寺滝――かつてこのあたりにも軍馬の足音が響いた
 北浅川)(79・12・14)
 57頁左「浄福寺城山への道から見下ろす北浅川の谷――大久保の集落
 北浅川)(80・1・1)
 59頁上「北浅川、壱分方付近の景観―収穫のすんだ水田あと.背景は恩方丘陵
 城山川(81・2・1)
 61頁上「夕暮れの城山川.中央道からは左手の丘ひとつ隔てている
 大沢川(80・2・29)
 63頁左「川にそって下る道
 小仏川(80・3・14)
 65頁左「小仏関跡の碑、すぐ近くに駒木野宿跡の碑もある
 小下沢(80・4・14)
 67頁左「小下沢への入り口、正面の高ドッケ(山)が美しい
 日陰沢(81・7・17)
 69頁左「日陰沢の流れ.どこまでもこの流れにそってゆく
 案内川(80・4・25)
 71頁左「大垂水峠にかかる滝、水源はさらにずっと奥にある
 中沢・入沢・梅ノ木沢(80・5・9)
 73頁左「静かな山稜上の道――西山峠付近で
 前沢川と伊久沢川(80・6・6)
 75頁左「幾重にも谷に囲まれた高尾山――表参道にて
 初沢川(80・6・27)
 77頁左「山王神社から見下ろした初沢の谷――高乗寺境内が静まる
 南浅川)(80・7・18)
 79頁上「ケヤキ並木の美しい多摩御陵の参道 ――御陵入り口からのぞむ
 南浅川)(80・8・8)
 81頁左「のびのびと流れる南浅川、正面は八王子城山――横山橋付近にて
 舟田川(80・9・5)
 83頁左「舟田川のほとり、長房団地の側に立つ船田石器時代遺跡碑
 山田川(80・9・19)
 85頁左「小さな蛇行を繰り返す山田川緑町で――
 谷原川(80・11・14)
 87頁左「二軒在家の鎮守の森.十二神社の境内、弁天祠の北にある
 多摩川)(80・11・21)
 89頁左「手前に流れるのが谷地川、向こうの水門が北平用水の流出口
 多摩川)(81・1・1)
 91頁上「西玉神社より北方のながめ.晴れた日には武蔵野台地を越えた遥か向こうに男体山が見えるはず
 秋川(81・1・15)
 93頁左「秋川段丘面上の水田――北岸の東秋留駅への道で
 浅川)(81・8・21)
 95頁左「南・北浅川合流点にて.向こうの団地は横川町住宅
 浅川)(81・9・18)
 97頁左「浅川大橋より望む西方の山々
 浅川)(81・10・16)
 99頁上「浅川を渡ってゆく中央線の貨物列車――上流側から見る
 八王子歩きの楽しさ(81・12・25)
 101頁左「浅川の晩夏の夕暮れ――浅川橋下流にて
 掲載順に並べ替えて見よう。
・昭和53年(1978)①②③④⑤⑥⑦⑧
・昭和54年(1979)⑬⑭⑮⑰⑱⑲⑳㉑㉒㉓㉔㉕㉘
・昭和55年(1980)㉙㉚㉛㉜㉝㉟㊱㊲㊳㊴㊵㊶㊷㊸㊹
・昭和56年(1981)㊺㊻⑨⑩⑫⑪⑯㉗㉖㉞㊼㊽㊾㊿
 不定期連載であった。(以下続稿)