瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

祖母の蔵書(03)佐伯泰英③

 佐伯泰英の作品で、ある程度揃えてあったのは一昨日取り上げた双葉文庫『居眠り磐音 江戸双紙』と昨日取り上げたハルキ文庫『鎌倉河岸捕物控』だけである。
 祖母は本屋にはしょっちゅう出掛けていて、当然新刊もチェックしていただろうに、一部が欠けているのが不審である。或いは、気付いていない、別の場所に纏めて置いてあるのかも知れない*1。それとも、読まなくなった本を和菓子の袋に詰めて、古本屋に持って行っていたみたいだから、売ってしまったのだろうか。
双葉文庫 さ 19-24『幻夢』2007年10月20日 第1刷発行・定価619円・341頁

※「双葉文庫最新刊」帯あり。
祥伝社文庫『密命』*2
さ 6-48『仇敵 密命・決戦前夜〈巻之二十三〉平成22年6月20日 初版第1刷発行・定価648円・332頁※ 書名は奥付に拠る。「祥伝社文庫最新刊」帯あり。
さ 6-50『覇者 密命・上覧剣術大試合〈巻之二十五〉平成23年6月20日 初版第1刷発行・定価648円・335頁 このシリーズはその後完本 密命』として刊行され、現在は文春e-Books(電子書籍)となっている。講談社文庫『交代寄合伊那衆異聞』*3
さ 84-10『難航』2009年4月15日第1刷発行・定価619円・348頁*4
※ 帯あり「新章突入の第十巻! 文庫書き下ろし◆累計160万部突破」裏表紙側「佐伯泰英交代寄合伊那衆異聞」」10点列挙の最後に「最新刊/難航なんこう 第十巻
※ 栞あり「講談社文庫」「講談社文庫「マザー・グース 1」より」ひねくれおとこ。
※「映画『ハゲタカ』〈6月6日(土)全国/東宝系にて公開!〉原作最新刊 真山 仁『レッドゾーン』上・下 4月25日発売予定」裏「映画「ハゲタカ」原作既刊」挟まる。
※ カバー裏表紙の紹介文の最後に「第10弾!」とあり、カバー裏表紙折返しの「講談社文庫佐伯泰英作品」でも10番め。
さ 84-12『謁見』2010年4月15日第1刷発行・定価619円・317頁※ カバー裏表紙の紹介文の最後に「第12弾。」とあり、カバー裏表紙折返しの「講談社文庫佐伯泰英作品」でも確かに12番めだが、分かりにくい。
幻冬舎時代小説文庫『酔いどれ小籐次留書』
さ|11|14『冬日淡々』平成22年8月5日 初版発行・定価600円・339頁※ カバー裏表紙の紹介文の最後に「待望の第十四弾!」とある。
 現在は文春文庫から決定版が出ている。新潮文庫『新・古着屋総兵衛』
新潮文庫9378/さ-73-14『日光代参 新・古着屋総兵衛 第三巻平成二十四年 三 月 一 日 発  行・定価630円・371頁※「新潮文庫新刊」帯あり。
 これから『居眠り磐音 江戸双紙』『鎌倉河岸捕物控』以外の佐伯氏の作品を見付けたら、ここに追加して行くこととしよう。(以下続稿)

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 元総理の国葬、実は甘利、伸晃に続く第三の「岸田の呪い」なのではないか、と云う気がしている。

*1:今日の夕方、祖母宅に出掛けて寝室などを見たところ、紙袋に詰めた時代小説の文庫本がまだまだあることに気が付いた。『鎌倉河岸捕物控』は2冊だったので昨日の記事に追加して置いたが『居眠り磐音 江戸双紙』は10冊以上あったので、別記する。【7月21日追記】当初別記するつもりだったが、分散させるのもどうかと思ったので7月18日付(01)に追加して置いた。

*2:2023年6月28日追記】ここには2冊だけ取り上げたが2023年6月28日付(088)に見たように祖母は全26巻をダブリなしで揃えていた。

*3:2023年6月28日追記】ここには2冊だけ取り上げたが2023年6月27日付(087)に見たように祖母は第13作までをダブリなしで揃えていた。

*4:9月6日追加。9月5日付(40)に触れた寝間の本立てより。