・新潮文庫
祖母は藤沢周平を愛読していたようで、単行本も少なからず見受けられたが、差当り文庫版を持って帰って来た。
新潮文庫2741/ふ-11-1『用心棒日月抄』昭和五十六年 三 月二十五日 発 行・平成 十 二 年 六 月 十 日 五十五刷・定価590円・402頁
しかし、次の作品は初刷を買っており、かつ、何故か3冊もあった。
新潮文庫2895/草247=4=D『冤罪』昭和五十七年 九 月 十 五 日 印 刷・昭和五十七年 九 月二十五日 発 行・定価440円・426頁※ 帯あり「今月の新刊」
新潮文庫2895/草247=4=D『冤罪』昭和五十七年 九 月二十五日 発 行・昭和五十八年 九 月 十 五 日 三 刷・定価440円・426頁
※「新潮文庫/今月の新刊/マッド・アマノ、筑紫哲也『パロディ 角戦争』カバーより '83―10」挟まる
新潮文庫2895/ふ-11-4『冤罪』昭和五十七年 九 月二十五日 発 行・昭和 六 十 年 九 月 十 五 日 九 刷・定価480円・426頁
※ 帯あり「歴史・時代小説フェア」
新潮文庫3356/草247=11『驟り雨』昭和六十年 二 月 十 五 日 印 刷・昭和六十年 二 月二十五日 発 行・定価400円・306頁※ 帯あり「今月の新刊」
新潮文庫3464/ふ-11-12『密謀(上)』昭和六十年 九 月二十五日 発 行・平成 元 年 九 月 十 五 日 十 刷・定価466円・353頁※ 帯あり「歴史・時代小説フェア」。裏表紙側「“歴史・時代小説フェア”の新刊」は(下)と一致。
新潮文庫3465/ふ-11-13『密謀(下)』昭和六十年 九 月二十五日 発 行・平成 元 年 九 月 十 五 日 九 刷・定価388円・296頁※ 帯あり「歴史・時代小説フェア」。裏表紙側「“歴史・時代小説フェア”の新刊」は(上)と一致。
新潮文庫3780/ふ-11-17『霜の朝』昭和六十二年 二 月二十五日 発 行・平成 九 年 二 月 十 五 日 二十二刷・定価466円・308頁※ 帯あり「追悼/藤沢周平/さんの本」
藤沢周平(1927.12.26~1997.1.26)歿後の追悼フェア期間中の増刷、帯。
新潮文庫4721/ふ-11-21『たそがれ清兵衛』平成 三 年 九 月二十五日 発 行・定価427円・327頁新潮文庫5464/ふ-11-23『ふるさとへ廻る六部は』平成 七 年 五 月 一 日 発 行・定価505円・364頁*1
※ 帯あり「新潮文庫の新刊」裏表紙側「今月の新刊18冊」の1点め、左列の1番上に本書。ちなみに1番下に「たけしくん、ハイ! ビートたけし 520」著者名3字で2字分。
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これまで取り上げた祖母の蔵書は、その殆どを買取に出した。古いもので若干残したものもある。いや、作家ごとに記事にしているため、今のところ1冊から5冊程度しか掘り出してない作家が30人ほどいて、それらも売り払ってしまったのだが、まだ投稿していない。しかし、只みたいな価格だった。持ち込みなら送料が掛からない分、3~4倍になったかも知れない。いや、せいぜい送料に少し色が着くくらいにしかならぬのである。
藤沢周平や内田康夫もそこそこ冊数があるのだが、まだ全貌を摑んでいない。山本周五郎の文庫本はクローゼットの奥に纏まっていて、まだ1冊も取り出していない。時間に余裕があれば少しずつ、舐めるように吟味してオークションサイトに出品して行く、なんと云うことをやっても良いのだが、そもそもが私のものではない。いよいよとなって、身内が誰も何ともしようとしないので、焦って整理しているのである。(以下続稿)
*1:8月17日追加。