・講談社+α文庫 F-1-2 河合隼雄『昔話の深層――ユング心理学とグリム童話』1994年2月18日第1刷発行・1995年5月10日第5刷発行・定価854円・396頁
現在、改装されていてカバー表紙の装画は蔦の茂る奥に窓がある油絵か何かになっているが、祖母の蔵書のカバー表紙は安野光雅の装画で、ドイツの田舎の農村の農家と教会を描いた風景画で、標題/副題、著者名にイタリックを上に添え、左下に「+α/プラスアルファ」とあるばかりだった。
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これも昨年8月26日に「昔話/伝承もしくは心理学」と題して作成してあった。今後はここに昔話や伝承関係の本を追加して行くこととしよう。
・ひろさちや『昔話にはウラがある』1996年12月15日発行・1997年2月5日3刷・定価1359円・新潮社・245頁・四六判上製本
これは客間のクローゼット右側の3段めから*1。それにしても恐ろしく綺麗な状態の本で、買ったものの読まなかったらしい。下ネタっぽい解釈は祖母には合わなかったようだ。(以下続稿)
【6月9日追記】
・𠮷原素子・𠮷原高志 訳『初版グリム童話集4』1997年11月10日第1刷発行・1998年1月20日第4刷発行・定価1,600円・白水社・178+x頁・四六判上製本※ 帯あり
寝間の本棚に1冊だけあることには以前から気付いていたが、その後ほぼ見尽くしたと思う今になっても他に出て来ない。どうも(全4巻)のうち1冊だけ書店で気になって購入したが、関心が持続しなかったようだ。
【6月16日追記】
・知的生きかた文庫 ゆ 3-2 由良弥生『大人もぞっとする 原典『日本昔ばなし』』1999年4月15日=第1刷発行・定価495円・三笠書房・268頁※ 帯あり「最新刊書き下ろし」
のちに同じ三笠書房の「王様文庫」に改装されて入って版を重ねているが、奥付の前の頁(頁付なし)にも「本書は、本文庫のために書き下ろされたものです。」とあってこれが元版である。王様文庫版の目次を Amazon の「試し読み」で見る限りでは内容に違いはなく、組み直しただけのようだ。
*1:【7月15日追記】当初「2段め」としていたのを訂正。