2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
・『現代の民話』の「あとがき」 それでは昨日の続きで、新書判223頁2行め~224頁14行め・文庫版237頁2行め~238頁16行めを見て置きましょう。改行位置を前者「/」後者「|」で示しております。 一九九六年一月から三月まで、NHK教育テレビの「人間大学…
一昨日の前回、『現代民話考12』単行本(1996)及び「松谷みよ子年譜」(1997)と『ラジオ・テレビ局の笑いと怪談』文庫版(2003)の間に、松谷氏はこの間の時系列を正しく書いた文章がある、と書いてしまったのですが、投稿して風呂に入っているうちに何だ…
6月18日付(01)に取り上げた、NHK(森本毅郎アナウンサー)と「現代の民話」の因縁については、松谷氏はその後も書き続けておりました。 ・『現代民話考12 写真の怪・文明開化』1996年5月25日 第1刷発行・定価2718円・立風書房・352頁現代民話考 12…
昨日の続きで、日本交通公社の雑誌「旅」昭和44年(1969)9月号に発表され、本書「Ⅰ」章に「忘れ得ぬ山陰」と改題されて収録されている文章から、同行者に関する記述を引用し、行き先についても確認して置くことにする。 ①単行本68頁2行め~69頁4行め②文庫版…
私が本書に注目したのは、7月10日付(1)に細目を見たうちの「Ⅰ」章、「旅の雑文」を集めた中に、少し注意している人の名があったからであった。 ①単行本22~30頁②文庫版16~23頁「人形芝居のある秘境」に、田辺氏を旅行に誘った人物と同行者が次のように記…
・松谷みよ子『現代民話考』第三期 松谷氏は『現代民話考』の「天狗考」の冒頭、紀州熊野で聞いた天狗の話をかなり詳しく紹介していました。 そこで『松谷みよ子の本』と同時期に刊行されていたので、『松谷みよ子の本』には前文が収録されなかった『現代民…
松谷氏の著書は恐ろしく多く、かつ再録もしくは改稿が多く、非常に扱いが難しいのですけれども、私には系統立てて追って行く余裕などとてもでないが、存しません。松谷みよ子民話研究室なき今、それこそ日本民話の会の企画としてでも『松谷みよ子の本』別巻…
・くまの文庫③『熊野中辺路伝説(下)』(3) 続いて、6月25日付(14)に見た和田寛「和歌山の民話・伝説」では「栗山某と要約されていた要約されていた、もう1話を見て置くこととしましょう。 (下)には㉘~㉝の6話、天狗の話が纏めてあるのですが、その中…
昨日の続き。 ・くまの文庫③『熊野中辺路伝説(下)』(2) さて、3~7頁「目 次」を見るに、章立てはしておりませんが樹木、鳥、蛇‥‥と云った風に何話か纏めて排列してあることに気づかされます。その最初8題が樹木に関する話で、その8番め、16~17頁「平家…
前回6月25日付(14)に取り上げた和田寛「和歌山の民話・伝説」に見える、松谷みよ子が昭和34年(1959)の紀州採訪で聞いたのと同じ話ですが、稿末「主要参考文献」に見える次の本に拠るであろうことは容易に察せられます。 ・くまの文庫②『熊野中辺路伝説(…
田辺聖子のエッセイには2020年11月20日付「田辺聖子『女の長風呂』(1)」に述べたような理由で少し触れてみました。価値観の古さには如何ともし難いものがありますが、私は実際そんな雰囲気の中で育って来たので、普通に懐かしく感じるばかりです。もちろ…