瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

漫画

岩館真理子『うちのママが言うことには』(5)

3月19日に作成した草稿のうち、整っている前半を上げて置く。後半は改稿の上、追って投稿することとしよう。 * * * * * * * * * * 2012年7月23日付(1)に述べたように、家に単行本(ヤングユーコミックス)の①②があるのだが、これも処分すること…

冲方丁『光圀伝』(2)

昨日の続きで、帯の折返しについて。文字は全て横組み。 表紙側折返しには黄色の明朝体でやや大きく「第7回本屋大賞受賞の/ベストセラー時代小説」とあって、白の明朝体で大きく「冲方丁『天地明察』」とあり、その下の右側には文庫版の、白黒の書影。斜め…

紫式部『源氏物語』の現代語訳(1)

私は入手した本を手放したくない性質なので、溜め込む一方なのだが、人からもらったりしたもので、今後読まないだろうと思われる本は処分することにした。 準備当初「処分書目(1)」と題していたが、何だか味気ないので改題した。 ・瀬戸内寂聴 訳『源氏物…

森川直司『裏町の唄』(14)

・「投稿 風便り」(7)三丁目の夕日③ 昨日の続き。 op.18 三丁目の夕日DVDを観ました 森川秀安さん(東京都) H18/2/9 HP管理人でもある活禅寺管長徹空無厳(中城無厳)は、「op.17 映画 「三丁目の夕日」 を観て 森川秀安さん(東京都) H18/1/20」…

森川直司『裏町の唄』(13)

中学に入学して初めて受けた眼科検診で結膜炎と診断され、駅前の病院が雑居していたアパートの2階にあった校医の眼科に毎日通っていた。今で云えば医療モールと云うことになるのだろうが、昭和20年代に建てたらしい古アパートの、木の階段を上ってすぐのドア…

森川直司『裏町の唄』(10)

・「投稿 風便り」(3)エチオピア関連 一昨日からの続き。 op.9 秋野君はいま何処に 森川秀安さん(東京都) H15/10/21 色が黒かったので「エチオピア」後に略して「エチョ」と渾名されていた同級生秋野君の回想。但し末尾に「(秋野は仮名) (シリーズ…

文藝別冊「芥川龍之介」没後九十年 不滅の文豪(2)

・松田奈緒子「私の好きな芥川龍之介」(2) 昨日の引用では、松田氏は文学少女ではなかったように読めてしまうが、実はそんなことはないので、答え1の続き、11~14行め ・・・・。特に興味を持ったというわけではなかった/ですね。高校時代は太宰治の小説をよ…

文藝別冊「芥川龍之介」没後九十年 不滅の文豪(1)

・松田奈緒子「私の好きな芥川龍之介」(1) 題は『えへん、龍之介。』でも良かったのだが、『えへん、龍之介。』を研究し得るほどに私は芥川龍之介に嵌まれていないので、11月7日付「芥川龍之介旧居跡(07)」に取り上げた「KAWADE 夢ムック」の方を題にし…

芥川龍之介旧居跡(6)

・松田奈緒子『えへん、龍之介。』(2) 巻末、183~189頁「田端取材記」について。 183頁1コマめ「BE・LOVEさんに 送った 『えへん、龍之介。』の パイロット版ネーム OKがでる!」に始まり、2~3コマめに断った「いろんな編集さん」のうち…

芥川龍之介旧居跡(5)

吉野朔実(1959.2.19~2016.4.20)の書評エッセイ漫画は、2017年7月8日付「夏目漱石『こゝろ』の文庫本(19)」に見たように、集英社文庫の夏目漱石作品のカバー表紙を吉野氏が手掛けた事情を述べたものとして注意していたのだが、ついでに角川文庫版の2冊に…

芥川龍之介旧居跡(4)

・吉野朔実『お父さんは時代小説が大好き』(4) 昨日触れた「似たような経験」だが、2つばかり思い出した。しかし、通じるものはあると思うがそんなに似てはいない。だから、忘れた頃にこっそり書いて置こうと思っている。 さて、芥川龍之介旧居跡が3筆に…

芥川龍之介旧居跡(3)

・吉野朔実『お父さんは時代小説が大好き』(3) 昨日の続き。 芥川龍之介旧居跡の「 “ぜんぜん知らない人” 宅」に当たる部分(東京都北区田端1丁目20-9)が現在「北区管理地」になっていることについて、何かするつもりなのかと検索して見るに、北区HPに「…

芥川龍之介旧居跡(2)

・吉野朔実『お父さんは時代小説が大好き』(2) 昨日引いた、17頁3コマめのナレーションの続き。 ・・・・。 敷地はすでに二分割されて二軒の家族が 住んでいた。【右】/道路の塀際に並んだ山茶花だけは 芥川の住んでいた頃からあったらしい。 手前の家の庭は…

芥川龍之介旧居跡(1)

・吉野朔実『お父さんは時代小説が大好き』(1) 芥川龍之介が田端に住んでいたことは、もちろん知っていたけれども、私は都内はそれなりに歩いたけれども余り名所巡りみたいな按配では歩かなかったので、田端の切通しも何度も歩いたけれども、芥川旧居跡を…

山岸凉子『青青の時代』(2)

今日は花粉は飛散していなかっただろうけれども、鼻腔の瘡蓋が酷くて、口呼吸するためにマスクをしていた。私は(高校山岳部だったからではないが)ゆっくり歩くことが出来ないので、この時期、晴れた日はマスクの中が暑くなって呼吸が苦しくて窒息しそうに…

山岸凉子『ヤマトタケル』(8)

それでは、3月22日付(7)に予告した単行本巻頭、『前編』2頁(頁付なし)の「登場人物*1」及び『後編』2~3頁(頁付なし)の「主な登場人物と前編のあらすじ*2」に使われている、登場人物11人の出所について指摘して置きましょう。同じ絵が若干範囲を変え…

山岸凉子『ヤマトタケル』(7)

2月23日付(6)の続きで上製本と単行本(あすかコミックス)の比較。 上製本は5頁(頁付なし)中扉で灰色地■に、上部中央に明朝体太字縦組み白抜きで標題。6頁(頁付なし)は右下に元は彩色されていたと思しき主人公の、左下を見つつ叫んでいる顔のカット。…

山岸凉子『黒のヘレネー』(1)

・あすかコミックス・スペシャル『山岸凉子全集』第31巻 ・昭和63年9月17日初版発行・定価490円・237頁 2015年7月21日付「山岸凉子『妖精王』(11)」に引用した、2007年12月01日付の「貸出メモ」の最初に載っていた「1 黒のヘレネー/あすかコミックス…

山岸凉子『ヤマトタケル』(6)

上製本と単行本(あすかコミックス)の本体を比較してみよう。 上製本は巻頭にカラー口絵、1頁(頁付なし)は2月7日付(1)に指摘したように単行本『前編』のカバー表紙に、3頁(頁付なし)は2月17日付(2)に指摘したように単行本『後編』のカバー表紙に…

山岸凉子『ヤマトタケル』(5)

・あすかコミックス版のカバー(2) 昨日の続きで、カバー折返しを見て置こう。白地で、文字は全て横組み。 カバー表紙折返しは共通で、上部に桃色の枠(’3.5×3.5cm)に囲われて例のロンパリのギャグ漫画風の自画像で桃色の薔薇を銜えている。下辺のみ太く…

山岸凉子『ヤマトタケル』(4)

・あすかコミックス版のカバー(1) カバー表紙は2月7日付(1)及び2月17日付(2)に示したが、上部の標題などが入っている辺りの地色は褪色しているようだ。私の手許にある本はさらに褪色が進んでいて、書影では黄色が入っている標題が『前編』の方は白…

山岸凉子『ヤマトタケル』(3)

・上製本のカバー カバーの図柄については2月7日付(1)にも触れたが、もう少し詳しく見て置こう。 表紙と裏表紙は僅かな余白(幅0.3cm)を除いてほぼ全面が子持枠(18.4×12.1cm)*1で、表紙には二上山の夕景、雄岳(517m)と雌岳(473.9m)の間、雄岳の斜…

山岸凉子『ヤマトタケル』(2)

今回から新稿である。――2月7日付(1)に書いた、何故か私が行ったときだけ上製本が貸出中になっていた図書館にまた行って来た。今はネットで貸出延長が出来るから、しばらく行かないつもりでいた。私が借りるような本は他の人が余り借りない妙な本か、どこ…

山岸凉子『ヤマトタケル』(1)

この下書き記事は2015年7月28日に登録・保存したままになっていた。最近、あすかコミックスの2冊本を借りる機会があったので四六判上製本と比較して記事にしようと思ったのだが、上製本を借りた図書館は今、ちょっと行くのが難しく、今でも通っている別の区…

三島衛里子『高校球児ザワさん』(4)

本作を取り上げたのは2014年8月15日付(1)に述べたように、上野顕太郎『ギャグにもほどがある』に、第2話「バッティングセンター」(『1』012〜020頁)のパロディが載っていたから興味を持ったのだが、続きがあったら読んでも良いかくらいに思っていたと…

岡野玲子『ファンシイ ダンス』(1)

平成元年(1989)12月23日公開の周防正行監督映画「ファンシイ ダンス」については、2017年4月17日付「周防正行『シコふんじゃった。』(5)」に触れました。当時、貼付出来なかった関連商品を上げて置きましょう。 ・パンフレット 映画パンフ「ファンシイ…

菊池規子『わが輩はノラ公』(6)

・笠間しろうのアシスタント(4) 7月18日付(3)及び7月19日付(4)に、高校3年生の菊池氏が笠間氏のアシスタント募集に応募して、との推測を述べたが、メディア芸術データベース(開発版)に挙がっている、菊池氏がアシスタントを務めた笠間氏の諸作は…

菊池規子『わが輩はノラ公』(5)

・笠間しろうのアシスタント(3) 昨日の続きで「メディア芸術データベース(開発版)」にてヒットした「週刊漫画アクション」掲載の「[アシスト]鈴木正年/菊池規子」の笠間しろう作品を見て置こう。 ・「エロチック怪奇/白い肌の誘い/ピンキーコミック…

菊池規子『わが輩はノラ公』(4)

昨日の続き。 ・「週刊少年ジャンプ」(2) 「ぼくのネエタン」が、昭和48年(1973)の34号にも掲載されている、とする情報の根拠であるが、学帽番長のサイト「思い出の週刊少年ジャンプ」の「1973年の週刊少年ジャンプ」であることが分かった。ここに示さ…

菊池規子『わが輩はノラ公』(3)

昨日の記事で一区切りにするつもりだったのだが、文化庁「メディア芸術データベース(開発版)」で検索したところ、もう少々分かったことがあるので、追記して置く。 ・「週刊少年ジャンプ」(1) このデータベースで「わが輩はノラ公」を検索すると、単行…