瑣事加減

2019年1月27日ダイアリーから移行。過去記事に文字化けがあります(徐々に修正中)。

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

飯盒池(11)

・日本の民話10『秋田の民話』一九五八年 七 月二〇日 第一刷発行・一九七八年一二月二〇日 第一七刷発行・定価一二〇〇円・未来社・308頁・A5判上製本秋田の民話 (1958年) (日本の民話〈第10〉)Amazon 本書には2020年3月13日付「日本の民話1『信濃の民話』…

道了堂(132)

Wikipedia 英語版に「Doryodo Ruins」が取り上げられていることを知った。「List of reportedly haunted locations in Japan」項にはまづ「Tokyo」の7箇所を挙げるが、その7つめが、 Doryodo Ruins Two bodies were allegedly found on the site, a body of …

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(194)

・朝里樹『山の怪異大事典』(2) 前回「出し過ぎ」と批判しましたが、本書も取り上げている怪異や妖怪などは出世作の『日本現代怪異事典』に出しているものと重なって来るだろうし、本書の「構成」が「地方ごとになって」いると云うのも、同時期に刊行が始…

「木曾の旅人」と「蓮華温泉の怪話」拾遺(193)

怪異妖怪愛好家・作家の朝里樹が「蓮華温泉の怪話」の類を「おんぶ幽霊」と呼ぼうとしていることについては、2018年8月18日付(035)以来縷々批判を加えたのですが、全く気付いていないのか、それとも気付いていても黙殺しているのか、とにかく私の云うこと…

祖母の蔵書(187)吉屋信子②

昭和20年代の吉屋信子の本は、何処かに持ち込むつもりで早い時期に持ち出していた。 それは、もう手にすることもあるまいから、もう少々研究(?)してから古書店に持ち込もうと思っている。 2023年7月26日付(116)に取り上げた『吉屋信子全集』は、ゴキブ…

飯盒池(10)

飯盒池の話にはなりませんが2020年3月29日付(09)の雑談の続きになるので一応その通し番号で続けます。 * * * * * * * * * * 飯盒池については、2020年3月21日付(01)から9日続けて確認してみました。 そのとき見付かった課題、平野威馬雄『日本…

祖母の蔵書(186)江國滋

・『日本語八ツ当り』 単行本は仏間の硝子棚、文庫版は寝間の本棚にあったと思う。 ①単行本(一九八九年八月一五日 印刷・一九八九年八月二〇日 発行・定価971円・新潮社・208頁)日本語八ツ当り作者:江國 滋新潮社Amazon※ 帯あり、書影に同じ ※ 巻四つ折の…

祖母の蔵書(185)男性小説家拾遺

とにかく入力して処分してしまわないといけないので2023年6月8日に「祖母の蔵書()寝間の硝子棚の男性小説家」等と云う曖昧な題で、幸田露伴と半村良の2冊で下書きを拵えた。8月1日に井上靖の1冊を足したけれどもこれは10月10日に2023年8月25日付(145)に…

祖母の蔵書(184)古典②随筆

・岩波文庫30-112-1 西尾実・安良岡康作 校注『新訂 徒然草』1928年12月25日 第1刷発行©・1985年1月16日 第70刷改版発行・2000年5月8日 第104刷発行・定価800円・岩波書店・438頁新訂 徒然草 (岩波文庫 黄 112-1)作者:吉田 兼好岩波書店Amazon※ 栞あり「…

祖母の蔵書(183)古典①物語

・角川文庫933『今昔物語集 本朝仏法部 下巻』昭和 四 十 年九月 十 日 初版発行・昭和四十八年五月三十日 六版発行・¥280・478 頁 ・角川文庫934『今昔物語集 本朝世俗部 上巻』昭和二十九年九月十五日 初 版 発 行・昭和四十八年四月三十日 二十版発行…