陸軍
・若山家の関東大震災(6)竹内久雄と奈良家 登場人物が少々増えてきたところで、少し考証を試みて置こう。――以前であれば、Google での各種検索、公立図書館や大学図書館で下調べを重ねて、国立国会図書館に行って見当を付けて出納してもらっては少しずつ…
佐伯泰英の時代小説を愛読していることは、長男との会話からも察せられたし、2022年7月18日付(001)にまづ取り上げたように、目に付くところに少なからぬ数が紙袋に詰めてあった。双葉文庫『居眠り磐音 江戸双紙』が37冊あった(関連本含む。一部重複)。ハ…
・新潮文庫7299/し-9-1『梟の城』昭和 四 十 年 三 月 三 十 日 発 行・昭和五十二年 九 月 十 五 日 二十二刷改版・平成 八 年 二 月二十九日 七 十 二 刷・定価621円・517頁 ※ 帯あり「急逝が惜しまれる――/司馬遼太郎/の本/新潮文庫」裏表紙側「司…
さて、赤堀氏の伝記的な研究としては4月20日付(30)に列挙したブログ記事のうち【⑨書物蔵】が引用する石井敦 編著『簡約日本図書館先賢事典(未定稿)』の「赤堀又次郎」項が簡略ながら先駆的なもので、次いで2011年にブログ記事【⑦書物蔵】2011-06-30「赤堀…
陸軍教授の肩書の赤堀氏の著述も幾つかあるが、著述については追って纏めて取り扱うこととしよう。 さて、昨日、赤堀氏が陸軍中央幼年学校の教官になったのがいつなのか、憶測を述べたのであるが、国立公文書館デジタルアーカイブで任免裁可書を遡っていくと…
・『書物通の書物随筆』第一巻『赤堀又次郎『読史随筆』』(6) 昨日の続き。――佐藤氏の「解題」は続いて、15行め~ⅲ頁2行め、 ‥‥。それでも明治三十五年頃は「 (陸軍)中央幼年学校教授、東京帝国大学文科大学講師」の肩書/きがあり(『日本紳士録』第八…